【2024年版 DJIドローン】Air/Mini/Mavicの違いは?比較表など

カメラ・ドローン
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最近は映像機に対する需要が高まっており、スマホのカメラ性能、一眼の動画性能に加えて、空から撮影する人が増え、TikTokやInstagram、Youtubeでショート動画がよく見られるようになりました。

また、最近のドローンではこういった需要に応え縦向き動画にも対応する機体が登場しています。

ドローンを使えばこれまで撮れなかった映像が簡単に撮れるようになり、他とは一味違った映像を皆さんにお届けすることができます

でもドローンの機体は種類が多すぎて分からない。

今回はそんなドローン機体について圧倒的なシェアを誇るDJI社のドローンについてそのシリーズ毎の特徴を交えて、最後にはおすすめ商品も交えて紹介したいと思います。

結論から申し上げますと、私のおすすめ機体はDJI ドローン Air 3 Fly Moreコンボ(DJI RC 2送信機付属 )になります。

それではよろしくお願いします。

ドローンって操縦が難しそうだよね

優太郎
優太郎

そんなことないよ!

最近は自動でプロ級の動画が撮れるような機体も増えてきているよ!

しかも安全性能も向上しているんだ!

DJIとは

DJIは、中国深圳(シンセン)に本社を置く世界最大の民間ドローンメーカーです。

市場シェアは70%以上。
ドローン以外にもその高い手振れの補正機能からアクションカメラなどの撮影機材も製造しています。

DJIは2006年に設立され、創設者は汪滔(フランク・ワン)。一躍有名になったのがPhantomシリーズのドローンで、Phantomシリーズ以降もMavicシリーズ、Inspireシリーズなど多岐にわたるドローンを市場に投入しています。
これらの製品は、高品質な映像撮影機能、優れた飛行性能、簡単な操作性が特徴で、撮影機材としてだけでなく、農業、土木、監視、検索救助など様々な分野での応用が現在進んでいます。

なお、DJIは技術革新を続けており、ドローンの安全性向上や自律飛行技術の開発に力を入れており、
産業用ドローンとして投入されたMatriceシリーズなどは大手企業が続々導入しているなど、効率的な点検作業などに広く用いられています。

今後もDJIはその技術力と市場支配力により、世界のドローン産業をリードする存在になること間違いないでしょう。

ただし、

中国企業であることから日米中での貿易戦争の影響やドローン規制の強化などのリスクがあることは承知しておく方が良いでしょう。

いずれにせよ、ドローンを飛行させるのにDJI社はまず最初の選択肢になります。

早速具体的な機体を見ていきましょう。

標準機:Airシリーズ

DJIのAirシリーズは、特にポータビリティと性能のバランスに優れたモデルです。

このシリーズは一般消費者向けに設計されており、旅行やアウトドア活動、創造的な映像制作に適しています。主な特徴は以下の通りです。

価格と性能のバランス

DJIのAirシリーズは、その携帯性、カメラ性能、飛行安全性、使いやすさを兼ね備えた、非常にバランスの取れたドローンです。

アウトドアや旅行、クリエイティブな映像制作を楽しみたい人々にとって、総合的には素晴らしい選択肢となります。

優れたカメラ性能

Airシリーズは、DJIのドローンとしては中価格帯に位置しながらも、高品質な写真やビデオ撮影が可能です。

例えば、Mavic Air3では4800万画素のカメラが2個ついており、

広角24㎜・f1.7のレンズでの広角写真撮影と中望遠70mm・f2.8のレンズでの望遠撮影が可能です。

また、4K・100fpsの動画撮影が可能で、プロフェッショナルな映像作品の制作にも十分に対応できます。また、縦動画も撮影できるため、ショート動画撮影用機体としても十分な性能を発揮します。

高度な飛行性能と安全性

Airシリーズのドローンは、DJIの先進的な飛行制御技術を搭載しています。これにより、安定した飛行が可能で、初心者でも簡単に操作することができます。また、障害物検知システムや自動追跡機能、自動帰還機能なども備えており、安全に飛行できるよう設計されています。

スマート機能と使いやすさ

Airシリーズは、DJIのアプリと連携して、様々なスマート機能を利用することができます。例えば、撮影した映像を自動で編集するQuickShotモードや、特定の対象を自動で追跡するActiveShots 360°、フォーカストラックなどがあります。これにより、複雑な撮影技術を必要とせずに、プロ級の映像を作成することができます。

Airシリーズは、DJIの製品の中では比較的手頃な価格設定でありながら、高い性能を提供します。これにより、趣味の映像制作からプロフェッショナルな使用まで、幅広いユーザーに受け入れられています。

小型機:Miniシリーズ

DJIのMiniシリーズは、同社が提供するドローンの中でトップクラスにコンパクトな製品群を指します。このシリーズは初心者やカジュアルユーザー、そして旅行好きな人々に特に人気があり、ポータビリティと使いやすさを重視しています。以下、Miniシリーズの主な特徴を紹介します。

極めて軽量でコンパクト

Miniシリーズのドローン最大の魅力の一つはその持ち運びやすさです。非常に軽量(300g程度)であり、羽を開いても片手で持てるほどです。軽量でコンパクトなため、バッグに簡単に収納できるため、旅行やアウトドアに最適です。

初心者にやさしい操作性

Miniシリーズは、エントリー機に位置付けられており、他機種と比較してもより簡単に操作できるように設計されています。直感的なフライトコントロールと、初心者でも安心して使える機能(自動離着陸、自動帰還など)が搭載されています。また、DJIの専用アプリを通じて、さまざまな飛行モードや撮影モードを簡単に利用することができます。ただし、安全性能においてビジョンシステムが下方しかない点は注意が必要です。

高品質な撮影機能

Miniシリーズのドローンは、その小さな体格にもかかわらず、素晴らしい画質での写真やビデオ撮影が可能です。4Kビデオ撮影、縦向き動画にも対応している機体もあり、鮮明な映像を捉えることができます。当然Miniシリーズにも安定した映像撮影のためのジンバルシステムを搭載しており、滑らかでプロフェッショナルな映像を提供します。

価格の手頃さ

Miniシリーズは、DJIのドローン製品の中でも比較的手頃な価格帯に設定されています。この価格設定は、ドローンを始めてみたいと考えている人々や、予算に限りがあるユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となっています。

機能性

Miniシリーズは基本的な飛行と撮影機能を提供しながらも、QuickShotモードなど、クリエイティブな撮影をサポートする多様な機能を備えています。これにより、ユーザーは自分の撮影スキルに関係なく簡単にプロ級の映像を撮影することができます。

DJI Miniシリーズは特に軽量でコンパクトなモデルです。一方で高品質なカメラを搭載しているにも関わらず手軽な価格設定でもあり、4Kビデオ撮影能力とQuickShotモードなどで優れた動画を簡単に提供します。Miniシリーズは、初心者から経験者まで携帯性を重視した幅広いユーザーにとって、理想的な選択肢です。そのため、旅行や日常の冒険に最適なドローンと言えるでしょう。

ハイエンド機:Mavicシリーズ

DJIのMavicシリーズは、同社のドローン製品群の中でも特に革新性と高性能で知られています。プロフェッショナルからアマチュアまで幅広いユーザーに対応するこのシリーズは、優れた携帯性、卓越したカメラ性能、先進的な飛行技術を特徴としています。ここでは、Mavicシリーズの主な特徴をいくつか紹介します。

優れた携帯性

Mavicシリーズのドローンは高性能ですが、他ドローンと同様に折りたたみ式のデザインを採用しているため、非常に携帯性が高いです。このデザインにより、ドローンはコンパクトに収納可能となり、旅行やアウトドア活動に持ち運びやすくなっています。

高解像度カメラと映像技術

Mavicシリーズは、高品質な写真や4K、さらには4Kを超えるビデオ撮影が可能なカメラを搭載しています。これらのドローンは、プロレベルの映像制作にも使用できるほどの高い映像品質を実現しています。また、HDRビデオ撮影、10-bit D-Log、ナイトモードなどの先進的な映像技術や3つのカメラを搭載したドローンもあり、撮影の幅を持つことができます。

先進的な飛行機能

Mavicシリーズのドローンは、DJIの最新技術が集結しており、高度な飛行パターン、自動追跡機能、障害物回避システムなど、先進的な機能を備えています。エントリー機から搭載しているクイックショットはもちろん、ActiveTrackやマスターショット、ハイパーラプスなどこれらの機能により、ユーザーはより安全に、そして創造的な撮影を行うことが可能になります。

Mavicシリーズは、その革新性と高い性能により、市場で非常に人気のあるドローンシリーズの一つです。プロフェッショナルな映像制作から、趣味の空撮、アドベンチャー撮影まで、幅広い用途に対応できる汎用性の高さが魅力です。

アクセサリー類について

DJIは、その製品を販売する際、単体のドローンだけでなく、ユーザーのニーズに合わせた様々なパッケージオプションを提供しています。これにより、消費者は自身の用途や予算に応じて最適な製品を選択できます。その中でも特に人気があるのが、「Fly More コンボ」モニター付き送信機の選択肢です。ここでは、DJIの販売戦略の一環としてのこれらのパッケージの特徴を解説します。

Fly More コンボ

「Fly More コンボ」は、ドローン本体に加え、追加のバッテリー、プロペラ、充電ハブ、キャリングケースなど、ドローンの使用体験を向上させる複数のアクセサリーが含まれているパッケージです。このコンボパックは、特に長時間の撮影や、遠出をしての撮影を計画しているユーザーにとって魅力的です。追加のバッテリーにより飛行時間が延長され、充電ハブにより複数のバッテリーを同時に充電することができます。キャリングケースは、ドローンとアクセサリーを安全に持ち運ぶために設計されています。ドローンは野外で使用するため、バッテリーは複数個持った方が良いため、その場合はこの「Fly More コンボ」が素晴らしい選択肢になります。

送信機はモニター付き送信機一択

DJIのドローン送信機には大きく2つのタイプが存在します。スマホを画面として使用する送信機とモニター付き送信機です。スマホを画面として使用する送信機は低価格ではありますが、スマホの発熱やバッテリー持ちの問題があるため、あまりお勧めしません。対応していればモニター付き送信機を選ぶようにしましょう

まずは使ってみてからでも

DJIの販売戦略の一つの鍵は、顧客が自分のニーズに最適な製品構成を選択できるようにすることにあります。例えば、基本的なパッケージで始めて、後から追加のアクセサリーを購入することもできますし、最初から必要なものを全て含む「Fly More コンボ」を選択することもできます。この柔軟性により、DJIは幅広い顧客のニーズに応えています。まずは機体単体を購入してその後の使用頻度に応じて追加購入した方が結局コスパが良かった。なんてことも多々ありますので、まずは機体と最低限のアクセサリーを購入して飛ばしてみてからでも良いでしょう

【比較表】 DJI Air3 : DJI Mini3 : DJI Mavic3 Classic

これまでご紹介したAirシリーズ、Miniシリーズ、Mavicシリーズのうち、代表的な3機種について比較してみましょう。

価格の点ではこれまでご紹介したおすすめ「Fly More コンボ」と「モニター付き送信機」のセット品で比較しています。

DJI Air 3DJI Mini 3DJI Mavic 3 Classic
発売日2023/7/152022/5/202022/11/2
価格(直販)187,000円
※Fly More コンボ
(DJI RC2付属)
111,980円
※Fly More コンボ
(DJI RC付属)
243,760円
※機体単体(DJI RC付属)+
Fly Moreキット
静止画性能広角カメラ
1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48 MP
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/1.7
中望遠カメラ
1/1.3インチ CMOSセンサー、有効画素数:48 MP
焦点距離:70 mm(35mm判換算)
絞り:f/2.8
1/1.3インチ CMOS、有効画素数:48 MP
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/1.7
4/3型CMOS、有効画素数:20 MP
焦点距離:24 mm(35mm判換算)
絞り:f/2.8
動画性能広角カメラ
H.264/H.265
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60/100*fps
FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60/100*/200*fps
2.7K 縦向き撮影:1512×2688@24/25/30/48/50/60fps
FHD 縦向き撮影:1080×1920@24/25/30/48/50/60fps

中望遠カメラ
H.264/H.265
4K:3840×2160@24/25/30/48/50/60/100*fps
FHD:1920×1080@24/25/30/48/50/60/100*/200*fps
2.7K 縦向き撮影:1512×2688@24/25/30/48/50/60fps
FHD 縦向き撮影:1080×1920@24/25/30/48/50/60fps

* 録画フレームレートです。該当の動画はスローモーション動画として再生されます。4K/100fpsは、H.265にのみ対応しています。
4K:
3840×2160@24/25/30 fps
2.7K:
2720×1530@24/25/30/48/50/60 fps
FHD:
1920×1080@24/25/30/48/50/60 fps
HDR:24/25/30fpsで撮影時、HDR映像の出力が可能。
縦向き撮影可能
H.264/H.265
5.1K:
5120×2700@24/25/30/48/50 fps
DCI 4K:
4096×2160@24/25/30/48/50/60/120* fps
4K:
3840×2160@24/25/30/48/50/60/120* fps
FHD:
1920×1080@24/25/30/48/50/60/120*/200* fps

* 録画フレームレートです。該当の動画はスローモーション動画として再生されます。
携帯性720 g
折りたたみ時(プロペラなし):207×100.5×91.1 mm(長さ×幅×高さ)
展開時(プロペラなし):258.8×326×105.8 mm(長さ×幅×高さ)
248 g
折りたたみ時(プロペラなし):148×90×62 mm(長さ×幅×高さ)
展開時(プロペラあり):251×362×72 mm(長さ×幅×高さ)
895 g
折りたたみ時(プロペラなし):221×96.3×90.3 mm(長さ×幅×高さ)
展開時(プロペラなし):347.5×283×107.7 mm(長さ×幅×高さ)
安全性全方向デュアルビジョンシステム、機体底部にある赤外線センサーで補助的に使用下方ビジョンシステム全方向デュアルビジョンシステム、機体底部にある赤外線センサーで補助的に使用
おすすめ○(携帯性優先)○(画質優先)
メーカー公式サイトより

おすすめ

ご紹介したDJIのドローンラインナップから、特にお勧めしたいのは「DJI ドローン Air 3 Fly Moreコンボ(DJI RC 2送信機付属 )です。これは、DJIの革新的な技術をコンパクトに凝縮したものであり、初心者から上級者まで幅広いユーザーに適しています。

特に、Fly More コンボならではの追加バッテリー、充電ハブ、キャリングケースなどのアクセサリーが含まれているため、より長い飛行時間と便利な持ち運びを実現しつつ高品質な4Kビデオ撮影、優れた飛行安定性、そして直感的な操作性を求める方にとって、DJI Air 3 Fly More コンボは最適な選択です。

コンパクトながらも機能性を妥協しないこのドローンは、旅行、アウトドア、クリエイティブに理想的な機体になります。このパッケージを選ぶことで、ドローン撮影の新たな可能性を最大限に引き出し、あなたの動画映像を次のレベルへと押し上げます。

なお、DJI社は各シリーズにPro機も用意しています。Air3をベースとして今後はそれらPro機の検討をしても良いでしょう。

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