【DM-E100徹底レビュー】発表会・演奏会の音をたった1万円でキレイに残す|Canon製ミラーレスカメラにおすすめの外付けマイクを紹介

発表会や演奏会の動画を撮るときに「音にもこだわりたい!」という経験ありませんか?

  • 後ろの赤ちゃんの泣き声が入って残念
  • 舞台以外の音が入って雰囲気台無し

実はこういった悩み、外付けマイクを使うだけで劇的に改善できます。

本記事では、元カメラ販売員で3児の父でもある私がキヤノンユーザーであれば是非とも持つべき、初心者向けのミラーレスカメラ外付けマイクDM-E100をご紹介します。

私自身長くこの商品を使っていますが、いつもカメラバッグに忍ばせています。
それくらい重宝しているイチ押し商品ですのでぜひ最後までご覧ください。

目次はコチラ

1. 外付けマイクって必要?内蔵マイクの限界

カメラだけでも録音されるのにわざわざ外付けマイクを買う必要あるの?
Youtuberがよく使っているのはよく見るけど…

私も最初はそう思っていました。実はミラーレスカメラに内蔵されているマイクには限界があります。まずはその特徴について一緒に勉強しましょう。

ミラーレスカメラ内蔵マイクの多くは無指向性

ミラーレスカメラに内蔵されているマイクの多くは無指向性になります。

無指向性?

マイクはどの方向の音をよく拾うようにするかを設計して作られます。これが指向性です。
これが無いので全面的に音を拾ってしまうということ

え、全部拾う方が良いのでは?

実は、無指向性の欠点はカメラ後方の音も拾ってしまうことにあります。
つまり、撮影者の声や音、周囲の雑談や雑音。全てを拾ってしまうのです。

指向性のあるマイクのイメージ画像。音を拾いやすい向きがあります。
<出典:キヤノン公式サイト

風切り音なども拾ってしまう

スマホやミラーレスカメラのマイク部分には穴が開いていませんか?

その穴の先に音を拾う部分があるのですが、
「ゴォーゴォー」といった風切り音は音を拾う部分に直接風が当たることが原因です。

DM-E100にはフワフワがついています。
これが直接音を拾う部分に風があたるのを防いでくれるため、屋外撮影でもクリアな音を記録できます。

モフモフのことを「ウインドスクリーン」と言います

2. DM-E100のメリットを3つ紹介

DM-E100は実際に私も使っています。
主に子供の動画撮影で使用していますが、購入して感じたメリットを紹介したいと思います。

DM-E100はコンパクトなのでいつもカバンに忍ばせています

メリット① 前方の音だけをクリアに拾える(雑音カット)

もっとも買ってよかった点は撮影対象周囲の音のみをクリアに拾える点です。

我が子を撮影するとき、周囲に他の子供がいる場合ありませんか?
子どもの泣き声や叫び声、話し声、そして屋外であれば親も「頑張れ!」と声を出したりします。

DM-E100は指向性マイクを搭載しているため、周囲の雑音をカット。
子供とその周囲に漂う空気感を動画内に記録できるようになります。
使ってみるとわかりますが、本当に思った以上に変わります。

メリット② マイク端子に挿すだけで電池不要

DM-E100は電源不要の外付けマイクです。

そのため、マイク端子に挿すだけで動作する簡単仕様になっており電池の管理などが不要です。

メリット③ 小型軽量でバッグのポケットに入れっぱなしでOK

小型軽量の商品であるため、バッグの中に常に忍ばせておくことができます

急に動画撮影のチャンスが来た場合にバッグのポケットから取り出してさささっと高音質な音声を記録することができるのです。
先ほど紹介した電池管理が不要である点もやはり重要です。


3.ここが残念… DM-E100のデメリットも紹介

実際にDM-E100を使ってみて分かったデメリットも紹介します。

デメリット①ケーブルが破損したらお終い

DM-E100はケーブルと一体構造になっています。

サードパーティー製の外付けマイクは、ケーブルを抜き差しできるタイプが多いですがDM-E100は一体型。
ケーブルが断線した場合は残念ながらマイクごとの再購入になってしまいます。

DM-E100はマイクとケーブルが一体構造
<画像出典:Amazon公式サイト

デメリット②少し恥ずかしい

幼稚園や小学校で使うこともありますが、一眼カメラを持っている方はそこそこ多いですが、外付けマイクまで使っている方は少数派かと思います。

モフモフをつけて撮影するのは少し恥ずかしい気がするので、そのときはモフモフを外せばOKです。
小型軽量なだけあって、それだけで目立たなくなります。

デメリット③指向性が120°のみ

外付けマイクを色々見比べてみるとわかりますが、指向性が色々とあります。

120°のものが初心者向きですが、90°やガンマイクと呼ばれるかなり指向性のあるマイクもあります。
DM-E100は120°のみになりますが、逆にそれが子供撮影であればメリットになります。


デメリットが逆に良く感じた点
  • 指向性の切り替え操作が不要
  • 我が子の声だけ!でなく、周囲の雰囲気もある程度伝わる
  • ボタンや操作も無く取り出してさっと使える(故障もしにくい)

4.あなたのカメラに使える?|対応カメラ一覧

対応しているカメラは以下の通りになります。

EOS R1/EOS R3/EOS R5 Mark II/EOS R5/EOS R5 C(VIDEOモードのみ対応)/EOS R6 Mark II/EOS R6/EOS R7/EOS R8/EOS R10/EOS R50 V/EOS R50/EOS R100/EOS 90D/EOS 80D/EOS 9000D/EOS Kiss X10/EOS Kiss X10i/EOS Kiss X9i/EOS Kiss X9/EOS Kiss M2/EOS Kiss M/EOS M6 Mark II
PowerShot G7X Mark II/PowerShot V1

※参考:キヤノン公式サイトより

5. まとめ|外付けマイクで動画が生まれ変わる

演奏会や発表会の動画で、映像だけでなく“音”も感動的に残したい
そんなとき、約1万円のDM-E100外付けマイクを使うだけで、見違えるほど仕上がりが変わります。

DM-E100を実際に使ってみて、演奏会やダンス発表会、お遊戯会に運動会の音の質が格段に上がりました。そのことを踏まえると1万円の価値は十分にあると思います。

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