みなさんは雨のとき、お子様とどのような遊びをされていますか?
トランプ?オセロ?テレビゲーム?でしょうか。その選択肢にぜひ「人生ゲーム」を入れませんか?
人生ゲームは子供はもちろん、大人も本気で挑める数少ないゲームの一つです。ぜひ最後までご覧ください
- 子供と一緒に大人も本気で楽しめるボードゲームをしたい!
- 職業や保険などについて子供に知ってもらいたい!
- 子供の計算力を向上させたい!
目次はコチラ
◆人生ゲームとは 〜年代を越えた大ヒット商品〜
「人生ゲーム」は中央にあるルーレットが特徴的な日本人なら知らない人はいないボードゲームの代表格。実は日本でが1代目発売されたのは1968年(昭和43年)のことでかなり前になります。
当時の盤ゲームはすごろく式が主流でしたが、「人生ゲーム」は自動車型のコマ、立体的な山や建物、紙幣のやり取り、そしてルーレットという要素が斬新で子供から大人まで夢中になれる大ヒット商品となりました。
ルーツは米国の「THE GAME OF LIFE」にあり、これまで発売以来約1,500万個以上が販売されているとのことです。
勝負の行方はルーレットの目にかかっており、子供と大人が対等に戦うことのできる数少ないボードゲームになります。さらに就職や結婚など人生のさまざまな出来事に始まり、億万長者までも擬似体験ができることがファミリー層を中心に親しまれてきた要因になります。
そんな「人生ゲーム」はリニューアルを重ね、現在はなんと8代目。2023年4月に発売されています。
タカラトミー(TAKARA TOMY) 人生ゲーム (2023年ver.)
◆人生ゲームの魅力① 随所に計算要素が散りばめられている
人生ゲームの中には随所に計算要素が散りばめられています。
- 借金が2万円単位しかない(足し算・引き算)
- フリーターや投資家など給料がルーレットで決まる(掛け算)
- 最後は大量に持っているお金の合計を数える必要がある(足し算・掛け算)
10000$札何枚?1000$札何枚?をいち早く計算して渡す作業をしたり、あと何マスで到着するか逆算したり計算する機会が増えます。周りに参加者もいるため、フォローしつつも速く計算する能力が求められます。
◆人生ゲームの魅力② 単語を覚える
公式にもありますが、皆さんは自動車保険や火災保険、生命保険などの単語を覚えたのは人生ゲームが初めてだったではないでしょうか。
年長の息子も「うちには車が2台あるから、自動車保険も2枚あるの?」と聞いてきたりします。もちろん保険機能の細かい説明までは理解できませんが、人生ゲーム以外で保険の話をしても絶対に興味を持たないです。
特に人生ゲームでは株券を購入することもできますし、ゲーム中に「株価の値上がりや値下がりのコマ」も出てきます。昨今、重要な金融教育の基本単語を楽しく学ぶことができます。
◆人生ゲームの魅力③ お金の重要さを学ぶ
人生ゲームは最後にお金が多い人が勝つゲームです。現実世界ではそんなことはありませんが、人生においてお金は重要です。
そんなお金の知識を楽しく家族みんなで学ぶ良い機会になります。
お金の重要さについては以下の記事にまとめています。
◆3人子持ちの私が感じた効果
いままでボードゲームはオセロ・将棋(マスター将棋)・囲碁などの伝統的なものやブロックスなどを子供と一緒にしてきましたが、どれも子供に勝たせるためには大人が手加減する必要があり、それが負担となってしまい続かない原因にはなっていませんでしょうか。
ですが、人生ゲームは手加減する必要がありません。大人も純粋に楽しむことができます。
そして大人が楽しみながらも子供も「医者や学者はお金がたくさん持てるのか〜」とか「人生は仕事して結婚して子供ができて家を買うんだな〜※」とかとか勝手に学んでいきます。
※注)そのような教育が良いと言いたいわけではありません。
そして小学校低学年の長男向けに購入しましたが年長の次男も積極的に楽しく人生ゲームをしていることにびっくりしました。
まとめ
子供はあくまで大人が思っているほど人生ゲームについてそれほど深く考えているわけではないとは思います。
- 株券を扱うから株の勉強のきっかけになる
- 職業につくからどんな職業が稼げるのか理解できる
- 人生は山あり谷ありなんだ
など、大きな理解まではいかないとは思います。
ただ、株や職業、お金について親の笑顔と共に学べることに「人生ゲーム」は大変意義があると思います。
なお、人生ゲームをプレイするときにはテレビゲームのものもありますが、御紹介したボードタイプの人生ゲームを推奨します。脳科学的にも手でコマを動かす、お金を触る、ルーレットを回すという行為にかなりの効果があるとのこと。2021年に大ヒットした書籍「スマホ脳」でも紙と鉛筆の教育や実物のパズルゲームを推奨しています。
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