ミラーレスカメラを購入して子どもの写真を撮っているとこんな場面が増えませんか?
「ブレブレの写真が多い・・・」
「別の子供にピントが合っている・・・」
「薄暗いと必ずブレる・・・」
今回はそんなブレブレ写真にお悩みな方向けにピントを合わせるコツをお伝えします。
ハッキリと言いますが
子どもの写真は難易度高めですので、それはあなたの腕が悪いからではありません
私は、子どもとの思い出はミラーレス一眼で撮りましょうと言っていますが、今回の内容はスマホ派の人にも分かるような内容になっていますので是非よろしくお願いします。
カメラに詳しい方も「あ〜わかる!」と言った内容にしていますので是非最後までご覧ください。
それでは始めて行きましょう!!
目次はコチラ
実は子どもの撮影はかなり難しい <手ブレも被写体ブレも起きやすい>
そもそも子どもの写真をブレなく綺麗に撮影することは、かなり難しいことはご存知でしょうか。
子どものシャッターチャンスっていきなり来ますよね
- 頭にトンボが止まった!
- 始めての花火に驚く表情がたまらない!
こんな時に慌ててシャッターボタンを押すとブレブレの写真になってしまいます。
これは手ブレにより引き起こされます。
一方で
- 走り出した子どもを撮る!
- 滑り台から滑ってくる瞬間を撮る!
こんな時は子どもの方がブレたりしませんか。
これは被写体ブレと言います。
つまり、子どもの写真を撮影するときは撮影者側は手ブレをしやすいし、子どもの方も動き回るので被写体ブレを起こしやすい。
いかがでしょうか。なかなか難易度高めですよね。

【対策①】シャッタースピードやISO感度で対策
対処の仕方の王道はシャッタースピードやISO感度による対策です。
シャッタースピードは早くすればするほど、ISO感度は上げれば上げるほど、手ブレや被写体ブレを抑えることができます。
この設定が面倒くさい!という方は
- スポーツモードに設定しておく <初心者におすすめ>
※機種によってはスポーツモードがない場合もあります - Avモードにして絞りを大きく開く <中級者におすすめ>
- Tvモードにしてシャッタースピードをあげる <中級者におすすめ>
- 場面に合わせてシャッタースピードとISO感度を調整 <上級者>
私がおすすめなのは、
初心者の方はスポーツモード設定
中級者の方はAvモードにして絞りを大きく開く(F値を小さく)です。
こうすれば急いで撮影したいときでも自動的にシャッタースピードを早く、ISO感度を大きくすることができます。
ちなみにシャッタースピード?絞り?ISO感度?という方は以下のリンク先から勉強してみることをお勧めします。
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これでも解決しないんだけど・・・
という方は以下の対策②をご確認ください。
【対策②】ピントが合う位置はあっていますか
対策①で専門的なお話をしましたが、意外と多いミスがAFフレームが合っていないパターンです。
AFフレームとはモニターやファインダーに出てくる四角い枠のこと。
Canonの場合、
白が検出中に表示されるもので「カメラはここにピントを合わせる予定ですよ〜」というもの。
緑は半押し中に表示され、「ここにピントが合っていますよ!」というもの。
青が半押し中に表示され「しっかりピントを合わせつつ追っかけていますよ〜」というもの。

このAFフレームの設定ですが、知らず知らずのうちにボタンに触れてしまい設定が変わってしまうこともあります。
ですのでモニターやファインダーをよく見て四角い枠がどこにあるのか確認してみてください。
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【対策③】そもそも写真ではなくて動画で撮影
そもそも写真で残さずに動画で残してしまうというのも一つの手です。
私自身がそうしています。
数十年前では考えられませんでしたが、AF性能が格段に向上したこととCanonのカメラもミラーレス化が進んだため動画性能が格段に向上しました。
動画撮影で特に注意するのは露出とAFになります。特に子どもの動画撮影するときは周囲にも友達(同じ子ども達)がいる場面が多いです。
全てカメラ任せだと色んな友達の顔を検出しますので「他人の子供にピントが合い続けている・・」なんてこともザラにあります。
また、露出についても子どもを動画で撮る場合は明るめにしておきましょう。動画を見返す際には明るめの方が我が子がハッキリ見ることができます。
動画の場合は
これらは撮影しながら変更することもできるので格段に記録として残しやすくなります。
一方で撮影時間にもよりますがファイル容量が大きくなるのが難点。撮影した写真や動画をスマホに移す場合はすぐにスマホ容量がいっぱいになります。
私はこの点NASやGoogleCloudの活用をお勧めしています。
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まとめ
子どもとの思い出のためにミラーレス一眼の購入は非常にお勧めです。
一方で、最低限のカメラの知識を持っていないと、撮影に失敗して結局良い思い出を残せません。
カメラの知識は難しいと思う方も多いですが、いざ勉強を始めてみれば非常にシンプルです。
是非、カメラを使い倒してみて自分なりのスタイルをいち早く見つけましょう。
私もその助けになるようにお手伝いさせていただきます。
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