ミラーレスカメラを購入したら、それだけで完璧!……ではありません。
長く快適に使うためには、いくつかのアクセサリーも揃えることが重要です。
本記事では、初心者の方でも迷わず選べる、
「これだけは買っておくべき!」という必須アイテム、便利アイテム、そして番外編を紹介します。
「え〜それは当たり前じゃん」というものから
「え!それもいるの!知らなかった!」というものまで
詳しく丁寧に元カメラ販売員の優太郎が解説します。

- 家電量販店の元カメラ販売員
- フォトコン多数入賞の現役カメラマン
- 3児の父親
- 家族写真だけで年間1万枚撮影
1.必ず買うもの
まずは必ず買って欲しいものを紹介します。
- カメラが使えない
- カメラが壊れる
- コスパが圧倒的に高い
これらを中心に紹介します。
1-1. SDカード
まずはSDカード。撮影した写真や動画を保存するために必須です
意外とカメラ本体に保存容量がないことを知らない方も多いです。
選ぶ際の特徴は大きく早さと容量になります。
- 容量:64GB以上
画素数や4K動画撮影も増えています。価格帯も64GBまではリーズナブルになってきました。 - 早さ:UHSスピードクラス3(U3)以上
とくにお子様などを連写や動画で撮るのなら高速なものを選びましょう。
体験談的にもおすすめしているのは
-30℃でも、水たまりに落ちても、子供がぺろぺろ舐めてもデータが消えなかったSanDisk社をお勧めします。
SDカードは64GB以上でUHSスピードクラス3(U3)以上を選びましょう
1-2. 液晶保護フィルム
液晶画面は意外と傷つきやすく、指紋や汚れも付きやすいため液晶保護フィルムも必須です。
指紋や汚れ、運動会や公園などの”砂”も身近なので、何かの拍子に傷がついてしまうこともあります。
おすすめはKenkoやHAKUBAの出している液晶保護フィルムです。対応機種も豊富なため、きっとあなたにあう保護フィルムが見つかります。わたしはHAKUBAの反射防止タイプを常に購入するようにしています。
液晶保護フィルムは、価格の割に効果が高いのでぜひ揃えましょう
カメラがタッチ液晶の場合は保護フィルムがタッチ機能に対応しているか確認しましょう。
1-3. レンズ保護フィルター
子育て中や旅行、運動会などのバタバタ中、かどにぶつけてレンズを割らないためにもレンズを保護するフィルターは必ず付けておきたいアイテムです。
しかも、レンズのリセール(中古販売価格)は簡単には下がりません。5千円程度の出費は長く見ると大変お得です。
おすすめはHAKUBAのXC-PROエクストリームレンズガード。薄くて、撥水性能もあるため私はこちらを使っています。
レンズ保護フィルターは、レンズの寿命を延ばすために必須です
選ぶ際にはレンズ直径に合うものを選びましょう
1-4. 替えのバッテリー
カメラを購入するとバッテリーがついてきますし、充電器も付属されます。
それでも替えのバッテリーを最低1つは買って、2本以上は持つようにしましょう。
理由は子どもを撮影する場合には運動会や発表会など、長くカメラを使う場面が多いことと、カメラが高性能化してきたため、バッテリー持ちが悪くなったためです。
おすすめはもちろん純正品。
ですが、サードパーティーが作ったバッテリーでももちろんOKです。
体験的には純正品は本当に長く持ちますが、費用が高い場合にはROWAJAPANさんのバッテリーを使うこともあります。
バッテリーは複数持ちましょう
純正品だと安心!でもROWA JAPANもおすすめ!
2.あると便利なもの
ここまでは必ず買って欲しいもののご紹介でした。
ここからはあると便利なものを紹介していきますが、カメラ長期ユーザーはほぼ全て持っていることが多いです。
2-1. カメラバッグ

持ち運び時にカメラをしっかり守るためにカメラバッグはあると便利です。
カメラは精密機器なので、衝撃や水濡れに弱いのですが、カメラを持ち歩くとき、普通のバッグにそのまま入れるのは危険。カメラ専用のバッグなら、クッション性が高く、衝撃からしっかり守ってくれます。
一方で「カメラバッグにお洒落なものがない・・」という方も多いと思います。
そんな方には愛用のバッグのなかにクッション(インナーケース)を入れてみてはいかがでしょう。
カメラを持ち歩くなら、専用のカメラバッグかクッションを準備しましょう!
2-2. ストラップ
付属のストラップでももちろん良いですが、ストラップで個性を出すのもおすすめです。
ただし、注意点があります。
ネックストラップは長かったり、重くなったりとカメラを使わなくなる原因の一つだと私は考えています。しかもお子さんがいらっしゃる場合にはぶら下げたときに顔の高さに位置するため、なおさら注意が必要です。
カメラストラップは必要に応じて買いましょう。
ネックストラップだけでなく、ハンドストラップやつけ外しの効くストラップもあります。


2-3. 防湿庫・防湿ケース
カメラとレンズを湿気から守るために防湿ケースがあるとより良いです。
カメラは湿気に弱く、特にレンズにカビが生えると画質が著しく低下してしまいます。
画質低下だけならまだ良い方で、資産性が高いレンズもカビがあるだけで途端に値が下がります。
防湿ケースには大きく2種類あって
- タッパーのようなもので中に除湿剤を入れるタイプ(約3千円)
- 防湿庫(コンセント繋げば除湿)(約1万円)
私のおすすめは防湿庫です。意外と安いのとカメラを取り出しやすいためです。
長く大切に使うために、防湿ケースは用意しましょう
防湿庫が意外と安いためオススメ、ただし存在感があります。
2-4. メンテナンス用品
カメラが埃まみれになったり、砂や水滴、油汚れがついた際にはお手入れをしてあげましょう。
ただし、毎回手入れをするのも素晴らしいですが、それほど必要はありません。思いついたときに出来れば十分です。
- ブロワー
- レンズクリーナーリキッド(液体)
- クロス
- クリーニングペン
- ブラシ(刷毛)
こう言ったものがセットになっている商品が低価格で販売されています。
こちらを揃えておきましょう。
カメラのお手入れは思いついた時に出来ればOK
全て揃えても数千円で購入できます
2-5. 三脚
三脚は比較的価格も安いため、持っていても良いと思います。
ですが、運動会や発表会、家族写真を撮る時など用途が限られますので追々の購入で良いと思います。
選ぶ際には耐荷重表記には注意しましょう。
ですが、意外と安いカメラに重い機材を載せても耐えることの方が多いです。
三脚は用途が限られるので後で購入してOK
買う際にもまずは安価なものから始めましょう
一脚兼簡易三脚という選択肢もあります(※以下の記事を参照)

3.番外編(スマホアプリ)
ここまではカメラを買った時に同時に揃えるべきもの、もしくは揃えると便利なものを紹介してきました。
ですが、もうひとつ揃えた方が良いものがあります。
それは各カメラメーカーが出しているスマホアプリです。
それらをぜひスマホにインストールすることでカメラ性能をさらに発揮できるようになります。
- GPS情報が写真に付与される
- リモートでシャッターが切れるようになる
- スマホに自動的に画像が転送される
これらが無料で(一部はアカウントの作成が必要になります)手に入るのでぜひインストールしましょう。

iOS版はコチラからダウンロード
Andoroid版はコチラからダウンロード

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Andoroid版はコチラからダウンロード

まとめ
ミラーレスカメラを購入したら以下のアイテムは必ず揃えましょう。
- SD
- レンズ保護フィルター
- 液晶保護フィルム
- 替えのバッテリー
以下のアイテムはあると便利なので場合によっては揃えましょう
- カメラバッグ
- ストラップ
- 防湿庫、防湿ケース
- メンテナンス用品
- 三脚
そしてぜひ、各カメラメーカーの出しているスマホアプリもインストールしましょう。
これらのアクセサリーを揃えることで、より快適にカメラを使い、最高の写真を撮影できます







