運動会や発表会の撮影で、
「三脚を使いたいけど、周りに迷惑をかけないか心配…」と思ったことはありませんか?
その気持ちめっちゃわかります
実は三脚にもさまざまな種類があり、選び方ひとつで“邪魔にならずに快適に撮影する方法”がちゃんと存在します。
この記事では、元カメラ販売員でカメラ歴10年以上(子ども撮影歴約10年)の私がビデオカメラ・ミラーレス一眼ユーザーに向けて、三脚選びの考え方を3ステップでわかりやすく解説します。
目次はコチラ
1. 三脚の種類はかなり豊富
昔ながらの三脚といえば、脚が長くて重く、周囲の視界を遮る大きな存在でした。
でも今は、コンパクトで軽量・スマートな三脚や一脚が多数登場しています。
そのため場面に応じた使い分けが可能となりました。
- 旅行
- 狭い場所
- 星空/風景
様々な場所に応じた三脚が発売されています。
今回はその中でも運動会や発表会など狭い場所での撮影に限定した選び方について解説していきます。
2. 選び方の3ステップ(運動会や発表会の場合)
✅ STEP①:まずは三脚ベース
まずは三脚が本当に使えないかを考えます。
「狭い場所で使えないこの記事を見ているんです!!」
と言う方、すこし待ってください。
おそらく三脚をどかっと全開で使うことを想像していませんか?
- 三脚もせまく開けば狭い場所でも使用可能
- 場所次第で広く開くこともできる(広ければ安定性抜群)
- 凸凹している場所では1本ごと足の長さを調節可能
三脚を選ぶことでいろんなメリットがあります。
ちなみに私は屋外の運動会は三脚を基本は使用しています。
結構周りの方も三脚を使用している方も多く恥ずかしいことは感じません。
安定もしているし、カメラも支えてくれるので非常に楽チンです。

✅ STEP②:一脚兼簡易三脚で考える(記事のポイント!)
そうは言っても室内での発表会などは三脚を立てることは難しいですよね。
狭い園内ホールや映画館のような文化ホールのような場所。
「手持ちで頑張るしかない」
そう思うかもしれません。しかし、薄暗くてブレたり動画撮影時にカメラが重くてプルプルしてしまう…
ココが今日一番伝えたいところですが、
こういうときには一脚兼簡易三脚が便利です。
- 一脚の先端にミニ三脚のようなスタンドがついたタイプ。
- 地面の接地面が小さく、混雑したスペースでも立てられる。
- 椅子タイプの会場であればこれが最も便利!
私は三脚に加えて一脚兼三脚も持っているのですが、
子どもの幼稚園の発表会や習い事の発表会など屋内であればコチラを持参します。
注意点としては正座など座るタイプの会場であれば長さが短くならないので小型三脚の方が良かったりもします。
✅ STEP③:一脚で考える(機動力重視)
絶対に周囲に迷惑をかけたくない方には一脚がおすすめ。
さっと動けますし、カメラも安定して三脚ほどではありませんがブレも少ないです。
- 撮影者がカメラを支えることで、場所を取らずに撮影可能。
- 動き回りやすく、立ち位置が変わる運動会では機動力Good!
- せまい発表会などでも使用可!
結構メリットがあるように見えますが私は一脚は使用しません。
理由はどちらか片手が塞がってしまうのと、一脚を使用しない場合は寝かせる必要があるためです。寝かせる場合、最もスペースをとってしまう存在(邪魔になる)かもしれませんね。
ちなみに先ほど紹介した一脚兼簡易三脚ですが、完全な一脚としても使えます。
3.おすすめ機材の紹介
以上から通常の三脚、もしくは一脚兼簡易三脚をおすすめします。具体的な商品は以下の通り。
✅ 三脚おすすめ紹介
三脚は正直値段重視で選んでOKです。選ぶ時の注意点は
- 大きさ
- 耐荷重(カメラ重量を支えることができるか)
- 展開手間(脚を広げるのに時間がかからないか)
繰り返しますがこだわりなければ値段重視でOKです。
✅ 一脚兼簡易三脚おすすめ紹介
一脚兼簡易三脚については先ほどもお伝えした通り、以下のモデルを使っています。
一脚にもできますが、一度も使ったことがありません。

一脚で使わない理由として
- 一脚にするのが抜き差しあり手間
- 三脚部が非常にコンパクトでほぼ一脚みたいなもの
- その割にバランス取れば自立する
これらのためですが、要は下部の三脚を開いたままでも
両手離して自立してくれ、機動力もあり、邪魔にもなりません。
耐荷重もそれなりにあるためフルサイズミラーレス一眼でも使用しています。
数年前に購入しましたが頑丈でまだ現役です。こちらこそ一本持つことを強くおすすめします。
4. まとめ|「場に合った三脚選び」が運動会・発表会の成功のカギ!
「三脚を持っていって大丈夫かな…」と悩む人の気持ちはかなりわかります。
マナーの悪いカメラマンの映像などでは三脚が写っていたりしますよね。
しかし、選び方を工夫するだけで周囲に配慮した撮影が可能になります。
- まずは三脚を検討
- 難しければ一脚兼三脚or一脚
紹介した一脚兼簡易三脚は本当に邪魔にならないし、動画や写真のブレを抑えて撮影したい方には強くおすすめします。
きっと「買って良かった!」と思えるほど見違えるお子様の動画や写真が撮れると思います。
ぜひ我が子の素敵な瞬間を諦めることはしないで、周囲に配慮しながらしっかり記録してください!
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