外部ストロボがあると写真が劇的に変わります
カメラ販売員時代に「ストロボって必要ですか?」と聞かれた際に
「カメラに内蔵されていますよ」
「無くてもいいと思います」
と答えたことをかなり後悔しています。
間違いなくストロボで写真は劇的に変わります。
特に家の中でここぞ!という写真を撮るとき。
例えば誕生日会などのパーティー/入学卒業時の写真/証明写真などで、
プロが撮るような写真を撮ることができます。
本記事では、初心者パパママでも扱いやすいストロボの魅力と、おすすめのリーズナブルなストロボ。そしてストロボの具体的な使い方をやさしく解説します。

<画像出典:GODOX Amazon公式サイト>
1|ストロボに関するよくある疑問
ストロボはそもそも必要なのか疑問に持つ方も多いと思います。
ここではよくあるQAに沿って疑問を解決していきましょう。
1-1|ストロボって必要?
難しい話はしませんが、蛍光灯や自然光は綺麗な一定の光ではありません。
そのためにストロボは必要です。
人にはわからない範囲でチラツキがあったり、色味が違ったりします。これらを解決するために強い綺麗な光を当てちゃおうというわけでストロボがあります。
ストロボにはカメラ内蔵のものもありますが、顔に直接光が当たってしまうことで雰囲気の伝わらない不自然な写真になってしまいます。お子様の撮影では驚かせてしまうこともありますね。
- ストロボはちらつきや色温度が一定の綺麗な光を発光してくれる
- 直接光を当てると驚かせたり、不自然な写真になってしまう

1-2|外部ストロボがあるとどう変わるの?
外部ストロボを使うことで
- 綺麗な光を子どもなどの被写体に直接当てずに撮影できます(バウンス撮影)。
- 自然光では撮れない雰囲気のある写真が撮れます。
おすすめはバウンス撮影。
これは初心者でも簡単に使える技術でプロも頻繁に使う技術になります。

<画像出典:キヤノン公式サイト>
1-3|バウンス撮影とは
バウンス撮影のために外部ストロボをおすすめしていると言っても過言ではありません。
バウンス撮影とはストロボを天井に向けて光を当てることで光を分散、被写体に不自然な影が出ないようにする手法のことです。
内蔵フラッシュのように直接光を当てると影ができるのに対して、この影が目立たなくなることにメリットがあります。
この影の無い写真というのがお子さんの撮影なんかでは非常に柔らかい写真に仕上がるため、オススメです。
- ストロボの光を天井に向かって当てる手法
- 光が分散され影の少ない柔らかい雰囲気の写真が撮れる

2|【経験談】ストロボがあると便利なシーン
具体的に私が思う「ストロボがあってよかった」と思うシーンは以下の通りです。
- 家族の証明写真用
バウンス撮影をすることで影も少ない写真ができるため、証明写真程度であればこれでOK。ただしパスポート用写真の時だけは証明写真用の機械を使用することを勧められました(場合によって入国できない可能性ありとのこと)。 - 室内での誕生日パーティー
我が家では誕生日のときは壁などを飾ることから、その壁の前で集合写真を撮る時に使用しています。かなり雰囲気のある写真が撮れるので重宝しています。 - 集合写真
実家や親戚などには私自身がカメラ好きであること知られているためよく集合写真を求められます(一眼持たれている場合、そのような方も多いのでは?)。その際にストロボでバウンス撮影することで影の少ない写真となり「やはりプロカメラマンは違うね」と喜んでいただけます。
特徴としては”屋内✖️大事な写真を撮る時”が多い点ですね。
長くストロボを使用していますが、屋外でストロボはあまり使用したことがありません。
せっかくのストロボなのにもったいないと思うかもしれませんが、アマチュアであればそのような使用頻度が多くなると思います。
だからこそ高価な純正ではなく、GODOXのストロボをオススメするのです。
3|”純正”ストロボは高級品
各カメラメーカーから純正のストロボが発売されています。
強い光を出すことのできるストロボは目安5万円ほどしますが、
金銭的に余裕のある方であれば純正品だともちろん間違いありません。
一方で「ストロボにはそんなにお金をかけれない!」という方は多いと思います。
そこでGODOXの登場です

<画像出典:Amazon公式サイト>
4|”他社性”GODOXストロボがおすすめ!
純正ストロボは互換性や機能面で素晴らしいものが多いですが、
販売員をしていて実は”他社性”のストロボがあることをご存知無い方は多かったです。
初心者にはむしろ他社性ストロボの方が安いのでオススメです。
4-1|GODOXとは
GODOXは中国深圳にあるストロボメーカーになります。特徴は
- 1万円台〜の低価格
- 性能とコスパのバランスが◎
- 初心者でも操作しやすい
- 国内でもAmazonなどから購入可能
GODOXは一昔前から非常に認識で信頼のあるメーカーです。
4-2|純正ストロボじゃなくても使える?!
ストロボにはさまざまな機能がありますが、特に重要なのが自動調光の有無です。
これをTTLと言います。
TTLとはシャッターボタンを押すと良い感じの光量を出してくれる機能のこと。
このTTL機能のあるストロボをぜひ選んでください。
GODOXにはTTLがついているものが多いです。
5|ストロボの選び方
ストロボの選び方についても「よくわからない」という方向けに
ここだけは押さえて!というポイントをご紹介します。
5-1|この機能は絶対!
まず選ぶ時の大前提ですが、以下の3点は必ず押さえましょう。
- バウンス撮影に対応していること
- TTL機能が付いていること
- お持ちのカメラに対応していること
特に購入する際にTTL機能がついていることは入念にご確認願います。
「Canon対応」などの文字はよく見ますが、対応カメラ名の記載もあるとなお間違いないでしょう。
5-2|ガイドナンバーは金額と御相談を
ストロボの光量を表す数字としてガイドナンバー(GN)というものがあります。
こちらの数字が大きいほど遠くまで光が届きますが、本体が大きくなり値段が高くなります。
GN30前後・・・大きさ重視であればOK
GN40前後・・・光量・大きさともにバランス◎
GN60前後・・・大きさに問題なければベストな選択肢
おすすめはGN40前後だとよく言われますが、わたしは自宅のみ使用するのであれば、少し高くてもGN60を持つことをおすすめします。1台あると何年も使えます。

6|具体的なおすすめ商品はコレ!
GODOXでバウンス機能・TTL・GN60などを満たす製品は以下の商品になります。
※対応メーカー・カメラには注意してください
カメラメーカー純正品であればGN60と言えば5万円前後する印象ですが、
GODOXは1万円台です
※参考
ちなみに私が持っているのは3万円近くしますが、これでも全く後悔していない商品で長く使っています。

<Amazonの商品ページに移動します>
一方でもう少しコンパクトの方がいい!
という方にはGN40前後の以下のGODOX製品をお勧めします。
こちらも純正品であれば3万円以上はしますが、これもまた1万円台で手に入ります。
7|まとめ
ストロボを使ってぜひともバウンス撮影をしてみてください。写真が劇的に変わります。
証明写真でストロボ代の元が取れ、誕生日会で思い出がより綺麗に残せ、集合写真の撮影で皆から喜ばれる写真が撮れます。
純正のストロボは高いので手が届きにくいですが、GODOXのストロボなら低価格で高品質なストロボが手入ります。
1家に1台はあると便利なのでお試しください。最後までご覧いただきありがとうございました。
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