【2025年最新版】スマホ以外で撮るなら?カメラの種類と選び方|ミラーレス・コンデジ・ビデオカメラ・アクションカメラ・ドローン の特徴紹介

「スマホで十分」と思っていたのに・・・

  • 室内の子どもがブレる
  • 運動会で子どもの表情が撮れない
  • 旅行の写真が今ひとつ

そんなときはスマホ以外のカメラを考えるタイミングかもしれません。

ですが、選択肢はミラーレス一眼カメラだけではありません。さまざまなカメラがあります。

今回は現在ある様々なカメラの予算感や強み、弱みなどについて解説し、最後にシーン別の早見表FAQで迷いを解消していきたいと思います。

結論としてはまずはコンパクトデジタルカメラやミラーレス一眼カメラを検討することがおすすめです。
「撮りたいものが決まっている!」そんなときにはビデオカメラやアクションカメラ、ドローンなどを検討していきましょう。

簡単プロフィール
優太郎
  • 家電量販店の元カメラ販売員
  • フォトコン多数入賞の現役カメラマン
  • 3児の父親
  • 家族写真だけで年間1万枚撮影
目次はコチラ

1. スマホカメラの特徴

スマホカメラには以下のメリットがあります

・手軽
・共有が早い
・広角〜超広角での撮影

スマホカメラはさっと取り出してさっと取れる手軽さがあり、画質も晴天下での広角撮影ではミラーレス一眼と比較してもまったく遜色なく「スマホで十分」と言う方も多いです。

一方で以下のデメリットがあり、他人と比較した場合や御自分で撮ってみて限界を感じる瞬間もあります。

・暗いところで撮れない、ブレる
・ズームに限界
・ボケ感が少ない、不自然
・購入時より画質が劣化している
・長時間の録画

スマホは日常のメモ機能や共有機能としては素晴らしい機能を持っています。
一方で写真・動画で”高画質な思い出を残したい”場合は別の選択肢を考えてもいいかもしれません

2. カメラの種類と特徴解説

ここからは現在あるカメラの選択肢について解説します。
各カメラについて以下の項目でざっくりと解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。

比較軸:予算感/向いているシーン/ワンポイント強み/弱み

2-1. コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)

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  • 予算感
    目安 3〜10万円
  • 向いているシーン
    旅行、ズームが必要な子どもの行事、ミラーレス一眼のサブ機
  • ワンポイント
    高倍率ズームは他のカメラにないコンデジ独自の機能。これを目的とした利用シーンには◎。スマホより画質を上げたい、色々設定して写真を撮りたいといった方には高画質モデルのコンパクトデジタルカメラもあり、明るいレンズを搭載したモデルなどの選択肢も豊富。

強み
・ポケットサイズで常時携帯しやすい
・光学ズームで遠くをきれいに撮影できるようになる
・操作がシンプル、価格も抑えやすい

弱み
センサーサイズが小さい(暗所やボケ感は不利)
・レンズ交換が出来ない(場面に合わせた最適なレンズ不可)

2-2. ミラーレスカメラ

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  • 予算感
    ボディ+標準ズームで 10〜20万円
  • 向いているシーン
    室内の家族写真/走る子ども/旅行/作品撮り/写真も動画もバランス良く
  • ワンポイント
    手軽に始めるのであれば最初は標準ズームのキットなどもあり。慣れたら明るい単焦点を1本買い足すと世界が変わります。お子様が生まれるタイミングや運動会、友人の写真を見て購入する人が多い。

強み
・センサーが大きく暗所・ボケに強い
瞳AFや被写体認識で動体にも対応
・レンズ交換で表現が広がる(明るい単焦点・望遠など)
・小型レンズで旅行にも。快適に高画質で記録

弱み
・高価
・本体+レンズで荷物増

2-3. ビデオカメラ(ハンディカメラ)

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  • 予算感
    5〜15万円
  • 向いているシーン
    運動会・発表会の長回し、ズーム多用、家族イベントの通し撮影
  • ワンポイント
    両手を使う必要のあるミラーレスカメラと比較するとビデオカメラは片手で操作しやすい。決定的な写真を撮影するときにはミラーレスカメラに部があるが、動画・長時間・手軽さに魅力あり。こちらもお子様が生まれるタイミングで検討される方が多い。

強み
長時間連続録画が得意(発熱・通しの撮影に強い)
・強力な光学ズームと手ブレ補正
・片手操作でのズームが簡単

弱み
・センサーサイズはスマホと同等
・ボケ感は出にくい

2-4. ウェアラブルカメラ・アクションカム

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  • 予算感
    3〜8万円
  • 向いているシーン
    プール、海、雪、自転車などのアクティビティ。主観映像などの使い方もあり。
  • ワンポイント
    撮影するアクティビティ(スキー・スノボ・ダイビングなど)が決まっている場合には購入がおすすめ。Youtubeなどにもよく使用されているため、その影響で気になっている人が多数。特徴をよく理解してから購入することが重要。

強み
防水、耐衝撃、超広角で使い勝手◎
・小型でマウント自由度が高い(ヘルメット・胸・自撮り棒)
・強力な手ブレ補正により安定した動画撮影

弱み
・暗所・室内が苦手
・ズーム不可
・超広角なので人物撮影には不向き

2-5. ドローン

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  • 予算感
    6〜20万円+(性能・重量で幅あり)
  • 向いているシーン
    旅行先の俯瞰、プロモ風の映像、広大な風景の“体験以上の記録”
  • ワンポイント
    法的な知識が伴います。
    特に航空法がメインとなり、購入前に最新の飛行ルールを確認し、必要な飛行許可申請、飛行可能エリアを必ず確認することが重要。特にDIPS(ドローン情報基盤システム)の扱いなどは事前に勉強しておくこと。なお、旅行先などドローン飛行に制限を設けていることもあり、結果飛行できない場合もある。

強み
空撮の唯一無二の視点
・他と差をつけた撮影/特別な思い出記録
・SNS映え

弱み
飛行方法や飛行場所の制約
・天候に左右される
・ドローン本体以外の荷物多数

3. シーン別比較表(◎/○/△/×)

用途コンデジミラーレスビデオアクションドローン
室内×××
夜・暗所○(動画)×
運動会
発表会
×
走る子ども○(動画)×
旅行
アクティビティ××
Vlog×
空撮××××

※ 目安です。機種・設定・撮影者の習熟で前後します
※ ドローンは法令・安全順守が大前提

ビデオカメラやアクションカメラやドローンは特化した撮影にピッタリです。
日常使いであればコンデジやミラーレスカメラを検討した方が良いでしょう。

4. よくある質問(FAQ)

Q1. スマホとミラーレス、室内の画質はどれくらい違う?

A. センサーが大きい分、ミラーレスは暗所ノイズ・ボケ量・色の階調で有利。夕方・室内・逆光で差が出ます。

※解説:センサーは大きい方が高画質といわれる理由
  • 暗所性能
    ミラーレスカメラは圧倒的にセンサーが大きいです。
    そのため、ミラーレスとスマホが同じ2000万画素であっても
    1画素あたりに取り込める光の量が多くなります。これが暗所性能が良い理由です。
  • ボケ感
    センサーサイズが大きければ大きいほどボケ感がよく出るようになります。最近のスマホではソフト処理によりこれらボケ感を強く出すようになりましたが一定の制約(2倍ズームなど)はあります。
  • 解像力
    1画素あたりの受光面積が大きいのは暗所性能と同じですが、1画素あたりの色情報も多く取り込めるため、解像力の高い写真に仕上がります。

以上、センサーは大きければ大きいほど画質が良いです。
しかし、スマホでもこのような暗所性能・ボケ感・解像力などをソフト処理で解決しており、特にボケ感などはミラーレスと見分けがつかないほどです。

センサーサイズは比較にならないほど大きい <イメージ画像>
同じ画素数でも受光量にかなり差が出る <イメージ画像>

Q2. 子ども中心ならミラーレスカメラとビデオカメラどっち?

A. 静止画や短いハイライト動画=ミラーレス長回しの安定録画=ビデオ。運動会を通しで撮るならビデオが安心ですが、日常使いであればまずはミラーレスカメラから検討することをおすすめします。。

Q3. コンデジは今でも“買う意味”ある?

A. あります。軽さ・高倍率ズーム・価格で優位。旅行ニーズやサブ機として有効。特に最近はスマホとの差別化を図っており高級機種も増加、選択肢が広くなっています(画質重視のカメラはズーム性能は劣っている場合も)

Q4. アクションカメラと小型ジンバルカメラの違いは?

A. アクション=防水・耐衝撃・超広角で臨場感重視。ジンバル=機械式スタビライズで滑らか映像。
アクティビティはアクション、街歩きVlog・家族イベントはジンバルが相性良し。
※本記事ではまとめていますが本来は別物のカメラです。

Q5. 旅行だけならどれがラク?

A. 手軽さ最優先=コンデジ。写真の質も重視なら小型ミラーレス+標準ズーム

Q6. 予算5万/10万なら何から揃える?

A. 〜5万:コンデジ or アクションカメラ〜10万:ミラーレスレンズキット or ビデオカメラ

Q7. ドローンは誰でも飛ばせる?

A. ドローンを視界に捉え続ける場合はどなたでも飛行できますが、飛行中はどうしてもモニターを注視したり、木々に隠れたりしてしまいます。その際には”禁止された飛ばし方”に該当しますので、購入前に最新情報を確認してください(本情報は一例です)。

Q8. 初心者はキットレンズでOK?

A. OKです。ただし、レンズキットを購入して放置という方が多いので、できれば使い勝手の良いレンズを選ぶことをお勧めします。子育て世帯の方であれば高倍率ズームレンズはお勧めです。後ほど、明るい単焦点を1本足すと表現が一気に広がります。

5. まとめ

最初の一台はコンパクトデジタルカメラミラーレス一眼から始めてみましょう。

その後、お子さんがいればビデオカメラの検討や、アクティビティや非日常の撮影をしてみたい場合にはアクションカメラやドローンを検討することをお勧めします。

いずれにせよ、思い出は最高の資産です。

その残し方にもこだわりましょう。

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