【コンデジの種類は5つ】初心者でもわかる!特徴と選び方をシーン別に解説

近年はスマホの台頭により日の目を見ていないコンパクトデジタルカメラ(以下:コンデジ)ですが、
2025年発表のとあるデータによれば2024年のコンデジの出荷台数が増加に転じたと報道がありました。

ですが、ひと昔前からおおきくコンデジ業界も変わっている点や変わっていない点ありますので、再勉強したい方に向けて簡単に解説したいと思います。

「スマホが普及しているからコンデジは不要では?」

という声もありそうですが、

だからこそコンデジ業界も変化して生き残ろうとしています。

今回はそんな一面を知ってもらえればなと思っています。
それではよろしくお願いします。

簡単プロフィール
優太郎
  • 家電量販店の元カメラ販売員
  • フォトコン多数入賞の現役カメラマン
  • 3児の父親
  • 家族写真だけで年間1万枚撮影
目次はコチラ

1. そもそもコンデジとは(スマホ・一眼との違い)

コンデジとは「コンパクトデジタルカメラ」の略です。

文字通り、軽くて扱いやすいデジタルカメラのことです。
スマホよりもズーム性能やセンサーサイズが大きく、高画質な写真を撮れるのが特徴です。

一方で、一眼カメラのようにレンズ交換ができません。
ボタンもそれほど多くなく、設定がシンプルなので初心者でも迷わず撮影できます。

「スマホでは物足りないけど、一眼は重い…」という方にぴったりのカメラです。

2. いろんなコンデジ紹介

2-1. 普通のコンデジ(入門機)

画像はKODAK PIXPRO FZ55-GRY
<クリックするとAmazonの商品ページに移動します>

もっともベーシックなタイプで、価格も手ごろです。
電源を入れてすぐ撮れるシンプルさが魅力です。

撮影モードも自動で調整されるため、操作に不安がある初心者でも安心。

最近はKodakのコンデジでエモい写真を撮るのがブームで、そういった使い方もあります。

こんな人におすすめ
  • 家族旅行日常スナップを気軽に撮りたい
  • スマホより少しきれいな写真を撮りたい
  • 初めてカメラを買う

2-2. 高倍率ズームコンデジ(ネオ一眼)

画像はパナソニック DC-FZ85-K
<クリックするとAmazonの商品ページに移動します>

大きいですがこちらもコンデジに分類されます。
一見、ミラーレス一眼のような形をしていますが、前述のとおりレンズ交換ができません。
そのため、”ネオ一眼”と呼ばれたりもします。

高倍率ズームコンデジは、遠くの被写体を大きく撮影できるのが最大の特徴です。
30倍以上のズームを備えたモデルもあり、野球・運動会・旅行先の風景など、離れた被写体もバッチリ捉えます。

こんな人におすすめ
  • 運動会スポーツ観戦を撮りたい
  • 旅行で風景や動物を遠くから撮りたい

2-3. 高級コンデジ(高画質コンデジ)

画像はSONY(ソニー) Cyber-shot RX100VII
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1インチ以上の大きなセンサーを搭載し、一眼カメラに匹敵する画質を実現したタイプ。
ボケ感のある写真や、夜景でもノイズが少ない高品質な撮影ができます。
小型ながら本格的な写真が撮れるため、“ポケットに入る高画質カメラ”として人気。

特に「ここぞ!」という場面ではミラーレス一眼。
手軽にさっと取り出して撮影するときは高級コンデジなど、サブカメラとしての人気は健在です。

最近はミラーレス一眼と同じAPS-Cセンサーを搭載するものもあり、特に注目されています。

こんな人におすすめ
  • 写真の画質にこだわりたい
  • 一眼を持ち歩くのは重いと感じる
  • 旅行や街歩きで気軽に本格写真を撮りたい

※センサーサイズとは何か気になる方は以下をご覧ください

※解説:センサーサイズってなに?

センサー(感光部)の大きさのこと

センサーサイズは大きければ大きいほど暗所性能も高くなり画質が良いと言われています。
センサーサイズが大きいと1画素当りの受光量が増えるためです。

35mmフルサイズセンサー ≒ フィルム と同じサイズです。

センサーサイズの比較<出典:ソニー公式サイト> 
ミラーレスはAPS-Cやフルサイズを採用しているカメラが多い

2-4. 防水・耐衝撃コンデジ

画像はOM SYSYTEM Tough TG-7
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アウトドアやレジャーで活躍するタフネスモデルです。
防水・防塵・耐衝撃性能を備え、水深10m以上まで撮影できるモデルもあります。
登山・海・キャンプ・スキーなど、どんな環境でも使える安心感が魅力です。

アウトドアが好きでスマホで撮影する時に手が汚れているなど気になる場合はこちらで撮影して、あとは丸洗いなんてこともできます。

こんな人におすすめ
  • 海やプール、川遊びなどで使いたい
  • 子どもと一緒に外遊びする機会が多い
  • 落としても壊れにくいカメラが欲しい

2-5. Vlog用コンデジ

画像はキヤノン PowerShot V10
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最近のVlogブームにともなって動画撮影に特化したモデルも多く投入されています。
自撮りに便利なチルト液晶高性能マイク入力を備えているものが多く、YouTubeやSNS動画を撮る人に人気で、手ブレ補正も強力。
広角レンズも使用していることも多く、見知らぬ人に(家族写真を)撮ってくださいと言うことも少なくなります。

こんな人におすすめ
  • 旅行Vlog日常動画を撮りたい
  • YouTube・SNS投稿を始めたい
  • 家族の成長を動画で残したい

3. まとめ:あなたに合ったコンデジはどれ?

種類特徴利用シーン価格目安
普通のコンデジシンプルで安価旅行・日常スナップ2〜4万円
高倍率ズーム遠くを大きく撮れる運動会・風景撮影4〜7万円
高級コンデジ一眼並みの画質旅行・街歩き7〜15万円
防水・耐衝撃アウトドア対応海・登山・子ども撮影3〜6万円
Vlog用動画・自撮りに最適YouTube・SNS・家族動画5〜10万円

自分が「どんなシーンで使いたいか」を考えると、最適なコンデジが見えてきます。

ぜひ、スマホだけでなく日常の記録から本格撮影まで、あなたの目的に合った1台を選んで、思い出をより美しく残しましょう。

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