子どもの写真を撮ったときに、
「ブレてしまった…」という経験はありませんか?
子どもは思っている以上に動きが速く、スマホやカメラの設定が合っていないと写真がブレやすくなります。
なんとなくシャッタースピードが関係していることがわかっていても数字がたくさん出てくるので難解ですよね。
実は、子ども撮影のシャッタースピードであれば覚える目安が3つだけで十分です。
この記事では
- 子ども撮影のシャッタースピードの目安
- 動き別おすすめ設定
- ブレる原因
- 簡単な設定方法
などを分かりやすく解説します。

- 家電量販店の元カメラ販売員
- フォトコン多数入賞の現役カメラマン
- 3児の父親
- 家族写真だけで年間1万枚撮影
子ども撮影のシャッタースピード 目安はこの3つ
子ども撮影ではシャッタースピードの目安は次の3つです。
| 子ども撮影シーン | シャッタースピード |
|---|---|
| 子どもが座っている | 1/100 |
| 子どもが歩いている | 1/500 |
| 子どもが走っている | 1/1000 |
それぞれの目安を詳しく見ていきましょう。
「常に1/1000にしておけばOKってこと?」
という方もいるかもしれませんので、早すぎる場合のデメリットについても解説します。
子どもが座っているとき 1/100

子どもが座っている場合でも、手や顔は少し動いていることが多いです。
そのため、1/100程度のシャッタースピードがあるとブレにくくなります。
日常のスナップ写真では、この設定が基本になります。
- 食事
- 絵本
- ボードゲーム
子どもが歩いているとき 1/500

子どもが歩いているときなどは、少々ブレることも出てきます。
この場合は 1/500秒 程度あると、動きをしっかり止めることができます。
特に公園など屋外で遊ぶ子どもを撮影する場合は1/500秒程度あると安心です。
- 公園
- 散歩
- 日常の遊び
子どもが走っているとき 1/1000

子どもが走っているシーンでは、かなり動きが速くなります。
この場合は 1/1000秒 を目安にすると、動きをしっかり止めることができます。
1/1000秒で撮影して雰囲気が掴めてきたら、1/500、もしくはもっと低く落としてみても良いかもしれません。
手足がブレますが、逆に走っている様子が伝わります。
運動会やかけっこなどの撮影では1/1000秒を目安にすると失敗しにくくなります。
- 運動会
- かけっこ
- サッカー
- 自転車
補足:ずっと1/1000ではダメなのか
「わたしは絶対にぶれてほしくないので1/1000に常に設定しておきます」
という方が出てくるかもしれません。
シャッタースピードを過度に上げておくとどういったデメリットがあるのでしょうか。
薄暗い場面での撮影の場合ですが、短いシャッタースピードの間に大量の光を取り込む必要があるため、ISO感度が上がってしまいます。
シャッタースピードを仮に4分の1にできればISO感度も4分の1になります。
ISO感度は上がれば上がるほどザラつきが出ますので、下げるに越したことはありません。
シャッタースピードを日中明るいときに高速設定していた場合ですが、今後は絞りこむ必要がでてきます。
F値が大きくなるで背景ボケが弱くなり、ボケた写真が撮りにくくなります。
走っているときって「走っている感じを出したい!」と思いませんか。
1/1000ではビタっと子どもが止まった写真になりますので、動きのある写真ではなくなってしまいます。
子ども撮影のシャッタースピードを変えるには?
シャッタースピードは1/100、1/500、1/1000だけ覚えればOKでした。
ではこれらを場面別にどうやって変えると良いのでしょうか。
実は簡単に変えることができます。
モードダイヤルをシャッター優先モードにする

モードダイヤルをシャッター優先モードにするだけで好きなシャッタースピードに調整することができます。
Canonなら”Tv”、SONYやNikonなら”S”に設定しましょう。
シャッター優先モードにするだけで、あとは電子ダイヤルを回すだけで簡単にシャッタースピードを変えることができます。
子ども撮影のシャッタースピードはここを見て
子どもを撮るときシャッタースピードはここを見て
シャッタースピードがいま何秒になっているのかについてはモニターの隅に書いてあります。
場面次第ですが、たまに1/⚫︎⚫︎の⚫︎⚫︎(例:1/500のとき、500)だけで表示することもあります。
その点は注意しましょう。

絞り値(F値)が点滅するときは露出アンダーか露出オーバーかになっています。
露出オーバー:ISO感度下げ、又はシャッタースピード速く で対処しましょう。
露出アンダー:ISO感度上げ、又はシャッタースピード遅く で対処しましょう。
点滅もしない機種もありますのでご注意ください。
スマホ(iPhone)はどこを見ればいいの?
iPhoneでは撮影中にシャッタースピードを確認できません。
確認はできませんが、被写体が動いている場合でも自動的にブレのない写真を撮るようにできているみたいです。
画質よりも失敗しない設定で撮影することができます。
ちなみに撮影後の写真であれば画像の情報をタップすることでシャッタースピードを確認することはできます。
子ども撮影の写真がブレる原因、実は他にも。
子どもの写真がブレる原因は、大きく2つあります。
被写体ブレ
被写体ブレは、被写体が動くことで起きるブレです。
今回ご紹介しているのはこちらのブレへの対処です。
子どもは常に動いているため、このブレが起きやすくなります。
そのため子ども撮影では、シャッタースピードを速くすることがとても重要です。
手ブレ
手ブレは、カメラが動くことで起きるブレです。
今回のシャッタースピードで撮影して、子どもだけでなく背景なども一緒にブレている場合は、
この手ブレが起きているかもしれません。
- 手ぶれ補正のついたカメラか
- 手ぶれ補正のついたレンズか
- 脇をしめて撮影しているか
などを確認して意識して撮影してみましょう。
そもそもシャッタースピードとは?

シャッタースピードとは、カメラのシャッターが開いている時間のことです。
今回は1/1000や1/500、1/100の3つだけ覚えることをおすすめしましたが、
実際は1/8000秒〜30秒なんて調整することもできます。
これらシャッターが開いている時間を調整することで、
- 子どもだけでなく水しぶきも止める
- 子どもに花火で絵を描いてもらう
- 子どもと星空を一緒に撮る
といった思い出に残るような写真も撮れるようになります。

まとめ
子ども撮影のシャッタースピードは、次の3つを覚えておけば大丈夫です。
- 子どもが座っている → 1/100
- 子どもが遊んでいる → 1/500
- 子どもが走っている → 1/1000
子どもの動きに合わせて設定することで、写真の成功率は大きく変わります。
ぜひ今回の目安を参考に、子どもの大切な瞬間をきれいに残してみてください。







