子育てをしていると、ついつい「とりあえずカメラを買えば可愛い写真が撮れるはず」と思ってしまいますよね。
私も元カメラ販売員として店頭に立っていたころ、「このカメラください」とボディだけ選んで帰ろうとするお客様を何人も見てきました。
ですが実は、家族写真の仕上がりを大きく左右するのはカメラ本体よりも「レンズ」なんです。
ですが、レンズって高いですよね。失敗もしたくない。
この記事では、3人の子どもを育てながら年間約1万枚の家族写真を撮っている私が、販売員時代の経験や実際に家族写真を撮った経験を踏まえて「家族写真用として使う頻度の高いレンズ」を種類別にランキング形式でご紹介します。
1位は非常に使える”あの”レンズになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

- 家電量販店の元カメラ販売員
- フォトコン多数入賞の現役カメラマン
- 3児の父親
- 家族写真だけで年間1万枚撮影

家族写真の仕上がりは「レンズ選び」で驚くほど変わる
結論からお伝えすると、家族写真の仕上がりは、カメラ本体だけでなく「どんなレンズを使うか」で大きく変わります。
同じカメラ本体を使っていても、装着するレンズが変われば写真の明るさもボケ方も別物になります。
だからこそ、カメラ本体選びと同じくらいレンズ選びにも時間をかけてほしいのです。
カメラ本体だけでなくレンズ選びが重要な理由
カメラ本体は「光を記録する箱」であるのに対し、レンズは「光を集めてどう写すかを決めるパーツ」。
レンズを変えることで、画角やボケ方、明るさ、描写の印象は大きく変わります。
極端な話、最新の高性能ボディに古くて暗いレンズを組み合わせるより、
少し型落ちのボディでも明るく良いレンズを使うほうが満足度の高い写真になることも珍しくありません。
レンズによって写真の明るさやボケ方が変わる
レンズには「F値(レンズの明るさを示す数値。数字が小さいほど光をたくさん取り込めて、背景もぼかしやすくなります)」という指標があります。
F値が小さい明るいレンズを使うと、以下のようなメリットがあります。
- 室内や夕方でもシャッタースピードを確保しやすく、子どもの動きがブレにくい
- 背景を大きくぼかして、主役の子どもをふんわり際立たせられる
- 薄暗いリビングでも三脚なしで手持ち撮影しやすい
一方、集合写真など複数人にしっかりピントを合わせたい場面では、明るいレンズでもF値を少し大きく設定して撮影することがあります。
「明るいレンズ=常に開放F値で撮る」というわけではなく、撮影シーンに合わせてF値を使い分けることが大切です。
元カメラ販売員が見てきた、レンズ選びで失敗しがちなポイント
販売員時代、レンズ選びで後悔されるお客様には共通点がありました。
- とりあえず付属していたレンズを選んで、暗い場所でうまく撮れず後悔する
- ズーム倍率の高さだけで選んで、画質の物足りなさに驚く
- 重さを確認せずに購入し、結局持ち出さなくなる
こうした失敗は、事前に「どんなシーンで、どんな写真を撮りたいか」をイメージしておくだけでかなり防げます。
あなたはどんな家族写真を撮りたいですか。まずはそこから一緒に整理していきましょう。
家族写真用レンズの選び方|確認したい5つのポイント
家族写真用のレンズを選ぶときは、闇雲にスペック表を見比べるのではなく、次の5つのポイントを順番にチェックするのがおすすめです。
撮影シーンに合った焦点距離を選ぶ
まず考えたいのが「主にどんなシーンで撮ることが多いか」です。
リビングでの日常スナップが多いなら広角〜標準域、運動会や発表会がメインなら望遠域が必要になります。
撮影シーンと焦点距離のミスマッチは、後悔ポイントとして非常に多いので最優先で確認しましょう。
室内撮影が多い場合はF値を確認する
室内でのお誕生日会やおうち時間を撮ることが多いご家庭は、F値が小さめ(明るめ)のレンズを選ぶのがおすすめです。
窓際の自然光だけで撮りたい、照明を落とした雰囲気のある写真を撮りたい、という方ほどF値の確認は欠かせません。
ズームレンズと単焦点レンズの違いを知る
レンズには大きく分けて「ズームレンズ」と「単焦点レンズ(ズームが効かないレンズ)」があります。
ズームレンズは1本で幅広い距離感に対応でき、単焦点レンズは明るさと描写力に優れる傾向があります。それぞれの違いは後ほど詳しく解説します。
持ち運びやすい重さと大きさを選ぶ
どんなに良いレンズでも、重くて持ち出すのが億劫になってしまっては本末転倒です。
子どもを抱っこしながら、ベビーカーを押しながらの撮影も多いパパ・ママにとって、重さと大きさは画質と同じくらい大切な選定基準だと私は考えています。
所有するカメラに装着できるか確認する
最後に忘れてはいけないのが「マウント(カメラとレンズを接続する規格)」の確認です。
Canon・Sony・Nikonなど、メーカーによってマウントの形状が異なり、基本的に同じメーカー・同じマウントのレンズしか装着できません。購入前に必ずご自身のカメラのマウント名を確認しておきましょう。
家族写真で使いやすい焦点距離の目安
焦点距離とは、レンズがどれくらいの範囲を写せるかを表す数値(mm表記)です。数字が小さいほど広い範囲を、大きいほど遠くを大きく写せます。
広角域|室内や集合写真を広く写せる
16mm〜28mmほどの広角域は、部屋の中で家族全員を1枚に収めたいときや、集合写真を撮るときに活躍します。
狭いリビングでも下がらずに全員を写せるのが最大の魅力です。
標準域|日常の家族写真を自然に撮れる
35mm〜50mmほどの標準域は、人の目で見た印象に近い自然な画角で撮れる焦点距離です。
普段のスナップ写真から、ちょっとしたお出かけまで幅広く使える万能ゾーンといえます。
中望遠域|子どもの表情を印象的に撮れる
70mm〜135mmほどの中望遠域は、子どもの表情をアップで印象的に切り取りたいときにぴったりです。
背景を大きくぼかしやすく、ポートレートのようなおしゃれな1枚も狙えます。
望遠域|運動会や発表会で遠くから撮れる
200mm以上の望遠域は、離れた場所からでも子どもを大きく写せるのが強みです。
保護者席から動けない運動会や発表会など、近づけないシーンで真価を発揮します。

<画像出典:キヤノン公式サイト>
家族写真にはズームレンズと単焦点レンズのどちらが向いている?
「結局どちらを選べばいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、どちらにも一長一短があります。
ズームレンズは撮影できる場面が幅広い
ズームレンズは1本で広角から望遠まで、あるいは標準域を幅広くカバーできるのが最大の利点です。
子どもの行動範囲は予測不能。近づいたり離れたりを繰り返しながら、レンズを替えずに対応できるのは大きな安心材料になります。
単焦点レンズは明るさと背景ボケと小さいのが魅力
単焦点レンズは焦点距離が固定されている分、構造がシンプルで明るく、描写力に優れる傾向があります。
背景を大きくぼかした、雑誌の1ページのような写真を撮りたい方には単焦点レンズが向いています。

【種類別ランキング】家族写真におすすめのレンズ5選
ここからは、家族写真という切り口で、私が実際に使用頻度の高いレンズ種類をランキング形式で5つご紹介します。
1位|高倍率ズームレンズ

1位は高倍率レンズです。
これは家族写真を撮るのにめちゃくちゃ使います。
購入したことある方ならわかりますが、口コミは良くないことがほとんど。
それもそのはずで、プロやハイアマのカメラマンからしたら広角は広角レンズ!望遠は望遠レンズ!を使うのが常識です。
それでも家族写真用途としては本当に万能で、迷ったら持っていく素晴らしいレンズです。
子どもは待ってくれません。
「広角レンズに交換している間に集合写真が終わった」
「望遠レンズに交換している間に子どもが走ってきた」
このような悔しい思いはしたくないですよね。ぜひ1本は持っておいた方が良いと思います。
暗いところが若干苦手ですが、
- 運動会のように望遠が必要だけど、友達との集合写真では広角が欲しい場面
- 発表会などのイベントで会場の大きさが事前にわからないとき
- 旅行するとき
などなど、本当に頻繁に持ち歩きます。
高倍率ズームレンズとは、広角から望遠まで1本で非常に幅広くカバーできるレンズです。
24mm前後の広角から200mm〜240mm程度の望遠まで対応する製品が多く、レンズ交換の手間をほぼゼロにできます。
- 家族旅行やお出かけ全般
- 公園での日常スナップから運動会まで
- 荷物を減らしたい遠征型のイベント
- レンズ1本で広角〜望遠までまかなえる
- 荷物が減り、子連れの移動が楽になる
- 撮り逃しが少なくなる
- 単焦点や標準ズームに比べると画質面で一歩譲る場合がある
- 望遠側でF値が暗くなりやすい
ちなみに高倍率ズームレンズといっても種類が豊富です。
具体的なおすすめレンズ商品は以下のおすすめ記事で紹介していますので是非見てみてください。

2位|超広角ズームレンズ

2位は超広角ズームレンズです。
こちらも1位と同じく頻繁に使います。
特に日常の持ち歩きカメラ用のレンズとしてはぴったりです。
- 子どもとご飯を食べにいく時
- 動物園やイベントなど、子どものそばで歩き回る小旅行
- お正月やお盆での帰省
- 家の中での日常写真
サイズ感も小型で軽量なものが多く、常にカメラにつけっぱなしレンズとして非常に便利。
一方、超広角では背景が大きくボケにくいため、「一眼らしい大きなボケ」という点ではスマホとの差を感じにくいことがあります。
超広角レンズは16mm前後、あるいはそれ以下の広い画角で撮影できるレンズです。
人の視野よりも広い範囲を1枚に収められるのが特徴です。
- 狭いリビングでの家族集合写真
- 旅行先での雄大な風景と家族のセット撮影
- 子どもの遊び場全体の雰囲気を残したいとき
- 部屋が狭くても家族全員を写せる
- ダイナミックで印象的な写真になる
- スマートフォンの広角モードとは一味違う描写が楽しめる
- 画面の端に人物が入ると顔や体がゆがみやすい
- 主役が小さく写りがちで、印象が弱くなることもある
3位|標準ズームレンズ

第3位は標準ズームレンズです。
標準ズームとは、広角から中望遠付近まで、日常で使いやすい焦点距離をカバーするズームレンズです。
昔から”標準”と言われているだけあって、基本的には使い勝手の良いレンズです。
特に子どもが少し手を離れて行動するけど、近くに寄ってくることもある場面、
- 公園、水遊び、授業参観など
- 大きくなった子どもとの旅行
- テーマパーク
といった場合には持ち出すことが多くなります。
”標準”といいながらも3位という意外な結果ですが、ほとんどの場合で高倍率ズームレンズでカバーできます。
ただし、この標準域のレンズであれば、重さが高倍率ズームレンズと比較して軽く小型軽量である点は注目です。
さらにはF2.8通しなどの明るいレンズ(=ボケが強くなる)なども安く登場しているため、使うレンズ次第ではまたガラリと印象が変わってきます。
標準ズームレンズは、24mm〜70mm前後、あるいは24mm〜105mm前後をカバーする、いわば「万能選手」的なレンズです。
多くのカメラのキットレンズもこの標準域に含まれます。
- 日常のスナップ写真全般
- 家族でのお出かけや食事シーン
- 子どもの自然な表情を撮りたいとき
- 幅広いシーンに対応できる汎用性の高さ
- 自然な距離感で撮影できる
- F2.8など、キットレンズからのステップアップにも最適
- 望遠側が物足りず、運動会などでは不足しがち
- 高倍率ズームに比べると対応範囲がやや狭い
4位|望遠レンズ

第4位は望遠レンズです。
望遠レンズはスマホでは撮れない世界が手軽に撮れることもあって便利です。
ミラーレス一眼を買ったのは遠くにいる我が子を撮影するため!という方も多いはずです。
やはり魅力は遠くにいる我が子を高画質で表情や空気感と一緒に写真や動画で残せること。
- 運動会
- 発表会
- 習い事(サッカーや野球など)
こういった場面では望遠撮影が効いて他のご家族と差をつける1枚が撮れると思います。
ただし、その後の集合写真などには向かないため、2本目のレンズとして持ち歩く方が多いと思います。
こちらは運動会などで買いたくなるレンズですが、それ以外で持ち出す時は限られることも多いです。
望遠レンズは70mm〜300mm、あるいはそれ以上まで対応する、遠くの被写体を大きく写せるレンズです。
- 保護者席から動けない運動会や発表会
- 遠くから自然な表情を狙いたいとき
- 動きの速い子どものスポーツシーン
- 離れた場所からでも子どもを大きく写せる
- 背景を大きくぼかしやすく主役が際立つ
- 撮影されていることに子どもが気づきにくく、自然な表情が撮れる
- レンズ自体が大きく重くなりがち
- 近距離での撮影には不向き
具体的なおすすめレンズについては以下の記事でも紹介していますので是非チェックしてみてください。

5位|単焦点レンズ

第5位は単焦点レンズです。
こちらは手軽にボケ感たっぷりの写真を撮るときにぴったりです。
ボケ感を撮影するのにも良いですが、多くのレンズが小型軽量なのも魅力です。
持ち運びに非常に便利で、つけっぱなしにしてもOKなレンズです。
- 日常写真
- コンテスト用の写真撮影
- ここぞという記念写真
画質優先という場面やエモい、心に残る写真を撮影するときに使います。
各メーカー手頃な価格で提供しているレンズもあったり(撒き餌レンズと呼ばれることもあります)、プロ用のレンズもあったりと意外と奥深いジャンルのレンズになります。
単焦点レンズはズーム機能がなく、焦点距離が固定されたレンズです。
その分、構造がシンプルで明るく、描写力に優れる傾向があります。
- 室内での自然光を活かしたポートレート
- 夕方や夜の薄暗いシーン
- 何気ない日常を作品のように残したいとき
- 背景を大きくぼかした印象的な写真が撮れる
- 暗い場所でも明るく撮影できる
- 小型・軽量な製品が多い
- ズームできないため撮影者自身が動く必要がある
- とっさの画角変更に対応しづらい

家族写真用レンズを購入するときの注意点
ここからは、実際にレンズを購入する前に確認しておきたい注意点をまとめます。
カメラとレンズのマウントが合うか確認する
繰り返しになりますが、マウントが違うレンズは基本的に装着できません。
Canon RFマウント、Sony Eマウント、Nikon Zマウントなど、必ずご自身のカメラのマウント名を確認してから購入しましょう。
APS-Cとフルサイズでは実際の画角が異なる
同じ焦点距離のレンズでも、センサーサイズ(APS-Cかフルサイズか)によって実際に写る範囲(画角)が変わります。
APS-Cではフルサイズより写る範囲が狭くなります。フルサイズ換算では約1.5倍、キヤノンのAPS-Cでは約1.6倍の焦点距離に相当する画角になります。
※解説:35mm判換算とは?
「35mm判換算」というのは、カメラのレンズの見え方を比べるためのテクニックです。
今のデジタルカメラは、センサーの大きさが色々あって、そのセンサーに合わせてAPS-Cセンサー用のレンズ、マイクロフォーサーズ用のレンズなど沢山あります。
これらをカメラの原点である「フィルムカメラ(35mmフィルム)」を基準にして、その大きさに合わせて考えます。
「このAPS-C専用設計のレンズ、昔のフィルムカメラで考えたらどんな広さで撮れるのかな?」
が簡単に計算できるのです。

<画像出典;ソニー公式サイト>
使用するカメラがAPS-Cセンサーであれば約1.5倍、マイクロフォーサーズセンサーであれば約2倍すると、35mm判換算完了です。
例)50mmの単焦点レンズ
→APS-Cに付けると75mm
→マイクロフォーサーズに付けると100mm
の画角で撮れることがわかり、「子供を撮るときにかなりズームされてしまう」ことがわかります。
レンズ単体ではなくカメラとの合計重量を確認する
レンズ単体の重さだけでなく、カメラ本体と組み合わせたときの合計重量を意識しましょう。
「レンズは軽いはずなのに、カメラと合わせたら想像以上に重かった」という声は販売員時代によく聞きました。
手ブレ補正の有無を確認する
子どもを追いかけながらの撮影は、どうしても手ブレが起こりやすくなります。
手ブレ補正(IS・OSS・VRなど、メーカーによって名称が異なる、レンズやボディが手の揺れを打ち消してくれる機能)の有無は、快適さに直結するポイントです。
中古レンズは外観だけでなく内部の状態も確認する
予算を抑えたい方には中古レンズも選択肢に入りますが、外観のキズだけでなく、レンズ内部のカビやクモリ、絞り羽根の動作なども確認しておきたいところです。
信頼できる中古カメラ専門店での購入をおすすめします。

使用頻度が低いレンズはレンタルも検討する
運動会シーズンだけ望遠レンズが欲しい、といった場合はレンタルサービスの活用も賢い選択です。
必要なときだけ最新・高性能なレンズを試せるので、購入前のお試しとしても役立ちます。
おすすめはCAMERA RENTかGOOPASSになります。気になる方は以下の記事もぜひチェックしてみてください。


家族写真向けレンズに関するよくある質問
キットレンズのままでも家族写真は撮れる?
はい、十分に撮れます。
キットレンズの多くは標準ズームレンズに分類され、日常の家族写真であれば必要十分な性能を備えています。まずはキットレンズで撮影を楽しみ、物足りなさを感じてから買い足すという流れで問題ありません。
ですがキットレンズだけで「こんなものか」とミラーレスカメラを使わなくなる方が多いのも事実なので、ぜひいろんなレンズを試してみてください。
最初に買い足すならどのジャンルがおすすめ?
このランキングでも1位に挙げた高倍率ズームレンズはほとんどのご家庭で活躍すると思います。
その後、明るい単焦点レンズや広角レンズなど用途に合わせて購入するといいと思います。
近年はこれまで高価だったF2.8通しの標準レンズも登場したり、安価な望遠レンズも登場したりと非常に悩ましい選択肢が多くあります。
一気に揃えるのではなく、レンタルなども活用してぴったりなレンズを選ぶことをおすすめします。
高倍率ズームレンズは画質が悪い?
「悪い」というより「万能さとのトレードオフがある」という表現が正確です。
単焦点レンズや標準ズームレンズと比べると画質面で譲る部分はありますが、日常の家族写真として鑑賞する分には十分満足できる画質の製品がほとんどです。
口コミなどで評価がよくないのも「単焦点レンズ」や「高級レンズ」と比較してのことだと、
少し意識してみると良いかもしれません。
超広角レンズは人物撮影にも使える?
使えますが、画面の端に人物を配置すると顔や体がゆがみやすい点には注意が必要です。
人物を画面中央付近に配置する、あるいはあえて広角の歪みを活かした構図にするなど、少しコツを意識すると仕上がりが良くなります。
運動会では何mmまで必要?
会場の広さにもよりますが、300mm前後あれば多くの運動会・発表会シーンに対応できます。
より遠くの競技を狙いたい場合は、400mmあるとさらに安心です。
単焦点レンズは35mmと50mmのどちらが使いやすい?
家族全体や部屋の雰囲気ごと写したいなら35mm、子どもの表情や上半身をアップで印象的に写したいなら50mmが向いています。
迷ったら、まず室内での使用頻度が高い35mmから試してみるのもおすすめです。
少し高くなるか、F値が少し暗くなる薄い単焦点レンズになりますが、広角レンズの単焦点は結構重宝します。
純正レンズとサードパーティー製レンズはどちらがよい?
純正レンズはカメラ本体との相性や動作の安定性、画質のブレの無さなど安心感があります。
一方でサードパーティー製レンズは、同スペックでも比較的リーズナブルな価格で購入できる製品が多いのが魅力です。
予算と相性のバランスで選ぶとよいでしょう。
レンズは新品と中古のどちらがおすすめ?
保証やサポート面を重視するなら新品、予算を抑えて複数のレンズを試したいなら中古がおすすめです。
中古で購入する場合は、信頼できる専門店で状態をしっかり確認してから選びましょう。
まとめ|家族の撮影スタイルに合ったレンズを選ぼう
家族写真の仕上がりは、カメラ本体以上にレンズ選びで大きく変わります。
日常のスナップなら高倍率ズームレンズや標準ズームレンズ、運動会や発表会なら望遠レンズ、印象的な1枚を残したいなら単焦点レンズというように、撮りたいシーンに合わせてレンズを選べば、暗い室内でもブレずに、背景がとろけるように柔らかい家族の一枚が撮れるようになります。
大切な子どもの成長は、待ってはくれません。
ぜひこの記事を参考に、あなたの家族にぴったりの1本を見つけて、今日からの毎日をもっと鮮やかに残していってくださいね。






