4歳の子どもが何度も「読んで!」とリピートする絵本を探していませんか?
4歳になると、会話が上手になり、物語の流れを理解する力がぐんと伸びます。
この時期の子どもたちは、長めのストーリーや登場人物の心情を楽しめるようになり、絵本の世界にどっぷりと浸ることができます。
本記事では、絵本定期配送を経験した3児の父の私が4歳児が夢中になりやすいおすすめ絵本をランキング形式で紹介します。
絵本なんて・・と思ったそこのあなた!絵本には驚く効果もあるんですよ
それでは今回も元気に始めていきましょう!よろしくお願いします。
1日15分の読み聞かせがもたらす効果
「1日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる(齋藤 孝)」によると、毎日の読み聞かせには以下のような効果があります。
親子のコミュニケーションの土台となる
最近は効率が重視されますが、寝る前の読み聞かせはその逆で、子供のペースに合わせることが大切です。考え込んだら急かさず、見たいページを一緒に探し、質問を交えて心を育みます。
意味のない言葉にも日本語の美しさがあり、豊かな心を育てることが先決です。親の声や温もりを通じて愛情を感じる時間を大切にしましょう。心が満たされれば、テキパキ動く力も自然に身につきます。
子供の情緒を安定させる
幼児期に性格や道徳心が形成されるため、「人としての基礎」を育むことが重要です。絵本を通じて物語の主人公になりきることで、豊かな感情や思いやりの心が育ちます。親が登場人物の気持ちを問いかけることで、他者の視点を学ぶ機会も増えます。幼児期の「無邪気になりきる経験」が情緒の発達につながり、相手を思いやる心を育てるのです。
子供の情緒が「本当の頭の良さ」につながる
絵本の世界で過ごす時間が長いほど、共有した経験が多いほど、変化の激しい時代にも対応できる芯の強い人間が育ちます。社会や価値観が変わっても、自分の力を発揮し、生き抜く力を持つ明るくたくましい子供が育つのです。
それこそが、本当の意味で「頭のいい子」と言えるでしょう。
夢中になる絵本ランキングTOP10
さてそれではランキングを発表していきます。
このページを見ながら図書館に行かれたり、Amazon等で買ってみてはいかがでしょうか。
10位『ぐりとぐら』(中川李枝子)
ぐりとぐらの大冒険を描いた名作。2匹のねずみが大きなフライパンでカステラを作るお話は、子どもたちの「一緒に作りたい!」という気持ちを引き出します。シンプルながら温かみのあるストーリーと、親しみやすいイラストが魅力です。親子で一緒に「ぐりとぐらのカステラ」を作るごっこ遊びも楽しめる、ロングセラー作品です。
9位『バムとケロのそらのたび』(島田ゆか)
バムとケロが飛行機で空を旅する大冒険。細かいイラストの描き込みが魅力で、ページの隅々までじっくり見たくなる工夫がされています。バムとケロの掛け合いや、ユーモラスな展開が楽しく、何度読んでも新しい発見がある絵本。子どもの観察力や想像力を刺激する、読みごたえのある一冊です。
8位『はらぺこあおむし』(エリック・カール)
世界中で愛されるベストセラー。カラフルなイラストとユニークな穴あき仕掛けが楽しく、子どもが飽きずに繰り返し読みたくなる一冊です。あおむしが成長して美しい蝶になる過程を通じて、食べ物の名前や数の概念を自然に学べます。リズムよく読める文章も魅力的で、読み聞かせにぴったりの作品です。
7位『ともだちや』(内田麟太郎)
「ともだちいりませんか?」とキツネが訪ね歩くユーモラスなお話。友情の大切さや、相手を思いやる気持ちを学べる感動作です。少しひねりの効いたストーリーが子どもの興味を引きつけ、読後に「ともだちって何?」と話し合いたくなる一冊。シンプルながら深いメッセージが込められています。
6位『きょうはなんのひ?』(瀬田貞二)
小さな女の子がパパのために仕掛けたサプライズのお話。親子の愛情が伝わるストーリーで、子どもに「特別な日」を意識させるきっかけにもなります。読み終わった後に、親子で「今日は何の日にしよう?」と考えるのも楽しい一冊。心が温まるラストに、思わず微笑んでしまいます。
5位『おしいれのぼうけん』(古田足日)
ちょっと怖いけどワクワクする、大胆な冒険ストーリー。おしいれに閉じ込められた子どもたちが、不思議な世界で勇気を試される展開に、ハラハラしながら読み進められます。冒険好きな子どもにぴったりで、ストーリーの奥深さも魅力的。何度も読みたくなるロングセラー作品です。
4位『しんせつなともだち』(方軼羣)
雪の中で動物たちが食べ物を譲り合う、やさしいお話。「思いやり」や「助け合い」の大切さを伝えるストーリーで、心が温まります。登場する動物たちの表情が可愛らしく、小さな子どもにも分かりやすいシンプルな構成。読んだ後に「誰かに優しくしたい」と思えるような、感動的な一冊です。
3位『ぼくを探しに』(シェル・シルヴァスタイン)
「自分探し」をテーマにした哲学的な絵本。成長と冒険の物語は、4歳児の想像力を大いに刺激します。シンプルなイラストながら、深いメッセージが込められ、大人が読んでも考えさせられる一冊。「自分にとって大切なものは何か?」を親子で話し合うきっかけにもなります。
2位『ちいさいおうち』(バージニア・リー・バートン)
時代とともに変わっていく街並みと、静かにたたずむ「ちいさいおうち」の物語。美しいイラストとノスタルジックなストーリーが魅力で、子どもの感受性を育みます。移り変わる風景の描写が細かく、何度読んでも新たな発見がある一冊です。
1位『エルマーのぼうけん』(ルース・スタイルス・ガネット)
エルマーが冒険の旅に出て、りゅうを助けるお話。子どもが夢中になれる冒険ストーリーで、続編もあるためシリーズとして楽しめます。勇気や機転の大切さを伝える内容で、親子でワクワクしながら読めるロングセラー作品です。
絵本ナビでお気に入りを見つけよう!
最後に「どの絵本を買おうか迷う…」という方には、絵本ナビが便利です!
「1日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる(齋藤 孝)」にも記載がありますが、絵本は借りてももちろん良いのですが、100冊ほどは家に購入しておくことをおすすめしています(実際私もそうしてます)。
絵本ナビでは
- 実際の読者レビューをチェックできる
- 試し読みができる絵本も多数
- 年齢別・ジャンル別におすすめ絵本を検索可能
気になる絵本をぜひチェックして、お子さんにぴったりの一冊を見つけてください。

また、絵本ナビでは年齢別のセットも用意しています。
「まだあまり家に絵本がない」
「絵本読み聞かせにそんなにメリットがあるなら一回買ってみよう」
という方向けにおすすめ。
個人的には名作ばかりを揃えており、まずはコチラか定期配送サービスがおすすめです。
個別購入かまとめて購入か・・・ご家庭の状況や記念日の状況などを加味してお選びください。
参考にリンクを貼っておきます。

まとめ
4歳児向けのおすすめ絵本をランキング形式で紹介しました。
- 物語の展開を理解しやすく、登場人物の心情に共感できる絵本が人気
- 思いやりや協力の大切さを学べる作品が多い
- 子どもの想像力や創造力を育てる内容が豊富
4歳は、物語の世界に深く入り込めるようになる時期です。親子で絵本を楽しみながら、さまざまな感情や考え方に触れる機会を増やしましょう!
コメント