6歳の子どもが何度も「読んで!」とリピートする絵本を探していませんか?
6歳になると、ひらがなやカタカナを読めるようになり、自分で絵本を楽しもうとする子も増えてきます。 また、物語の展開や登場人物の心情を深く理解し、想像力を働かせながら読書を楽しめる時期です。
本記事では、絵本定期配送を経験した3児の父の私が6歳児が夢中になりやすいおすすめ絵本をランキング形式で紹介します。
絵本なんて・・と思ったそこのあなた!絵本には驚く効果もあるんですよ
それでは今回も元気に始めていきましょう!よろしくお願いします。
1日15分の読み聞かせがもたらす効果
「1日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる(齋藤 孝)」によると、毎日の読み聞かせには以下のような効果があります。
親子のコミュニケーションの土台となる
最近は効率が重視されますが、寝る前の読み聞かせはその逆で、子供のペースに合わせることが大切です。考え込んだら急かさず、見たいページを一緒に探し、質問を交えて心を育みます。
意味のない言葉にも日本語の美しさがあり、豊かな心を育てることが先決です。親の声や温もりを通じて愛情を感じる時間を大切にしましょう。心が満たされれば、テキパキ動く力も自然に身につきます。
子供の情緒を安定させる
幼児期に性格や道徳心が形成されるため、「人としての基礎」を育むことが重要です。絵本を通じて物語の主人公になりきることで、豊かな感情や思いやりの心が育ちます。親が登場人物の気持ちを問いかけることで、他者の視点を学ぶ機会も増えます。幼児期の「無邪気になりきる経験」が情緒の発達につながり、相手を思いやる心を育てるのです。
子供の情緒が「本当の頭の良さ」につながる
絵本の世界で過ごす時間が長いほど、共有した経験が多いほど、変化の激しい時代にも対応できる芯の強い人間が育ちます。社会や価値観が変わっても、自分の力を発揮し、生き抜く力を持つ明るくたくましい子供が育つのです。
それこそが、本当の意味で「頭のいい子」と言えるでしょう。
夢中になる絵本ランキングTOP10
さてそれではランキングを発表していきます。
このページを見ながら図書館に行かれたり、Amazon等で買ってみてはいかがでしょうか。
10位『ももたろう』(松居直・赤羽末吉)
日本の昔話の定番「ももたろう」。川から流れてきた桃から生まれたももたろうが、きびだんごを持って旅に出て、犬、猿、キジを仲間にしながら鬼退治をする物語です。勇気や仲間との協力の大切さを学べる内容で、日本の伝統文化を知るきっかけにもなります。
9位『おしいれのぼうけん』(古田足日)
幼稚園でおしいれに閉じ込められた男の子2人が、不思議な世界へ迷い込むスリリングな冒険絵本。怖さとワクワクが絶妙に入り交じった展開で、想像力を刺激します。仲間と助け合いながら困難を乗り越える姿に、勇気をもらえる一冊です。
8位『どろぼうがっこう』(かこさとし)
ユーモアたっぷりの痛快な絵本です。校長のどろぼうの せんせいが、弟子たちを引き連れて大きな屋敷へ泥棒に入ります。しかし、泥棒たちはドジばかり!音を立てたり、落とし穴にハマったりと、どんどん失敗を重ね、ついにはお縄に……。リズミカルな言葉とユーモラスな展開で、子どもたちは大笑い間違いなし。楽しく読みながら、「悪いことをするとどうなるのか」もしっかり伝わる、親子で楽しめる一冊です。
7位『じぶんだけのいろ』(レオ・レオニ)
「自分らしさ」の大切さをやさしく伝えてくれる絵本です。カメレオンの主人公は、周りの色に変わる自分に悩みます。他の動物にはそれぞれ決まった色があるのに、なぜ自分にはないのか……。そんな中、もう一匹のカメレオンと出会い、「ずっと一緒にいれば同じ色になれる」と気づきます。「じぶんだけのいろ」とは何かを考えさせられる、温かいメッセージが込められた一冊。子どもに自信を持たせ、個性の大切さを教えてくれます。
6位『せいめいのれきし』(バージニア・リー・バートン)
地球の誕生から現在までの壮大な生命の歴史を、わかりやすく描いた科学絵本です。最初の海の中の小さな生き物から、恐竜や哺乳類、人間に至るまで、生命がどのように進化してきたのかを美しいイラストとともに紹介。地球46億年の歴史を舞台に、子どもたちが「生きること」や「自然のつながり」に興味を持てる一冊です。科学への好奇心を育てるだけでなく、大人も一緒に学べる、知的な魅力にあふれた絵本です。
5位『100万回生きたねこ』(佐野洋子)
何度も生まれ変わりながら、愛の意味を見つける一匹のねこの物語です。100万回も生き返ったねこは、さまざまな飼い主のもとで過ごしてきましたが、誰のことも好きになりませんでした。ところが、ある日出会った白く美しいねこを愛し、一緒に幸せな時間を過ごします。しかし、白いねこが亡くなると、ねこはもう生き返ることはありませんでした。深い愛と命の尊さを描いた、大人も心に響く感動的な絵本です。
4位『くまのがっこう』(あいはらひろゆき)
12ひきのくまのこたちが暮らす「がっこう」での日常を描いた、あたたかく愛らしい絵本です。末っ子のジャッキーは、やんちゃで甘えん坊。でも、兄さんくまたちと一緒に遊んだり、お手伝いしたりしながら、少しずつ成長していきます。優しい絵とほのぼのとしたストーリーが魅力で、子どもはもちろん、大人も心がほっこりする作品です。思いやりや友情の大切さを伝えてくれる、親子で楽しめる一冊です。
3位『はじめてのおつかい』(筒井頼子)
5歳の女の子主人公のみいちゃんは、お母さんに頼まれて牛乳を買いに行きます。でも、道中で転んだり、お店で大きな声が出せなかったりと、小さな試練がいっぱい。それでも勇気を出して乗り越え、無事におつかいをやり遂げます。子どもにとっては「がんばる気持ち」、親にとっては「成長を見守る喜び」を感じられる、温かい一冊です。
2位『スーホの白い馬』(大塚勇三)
『スーホの白い馬』は、モンゴルの草原を舞台にした、美しくも切ない絵本です。貧しい少年スーホが、大切に育てた白い馬。しかし、その馬が王様に奪われ、無理な競争を強いられて命を落としてしまいます。スーホは深い悲しみに暮れますが、白い馬の魂は馬頭琴(ばとうきん)という楽器となり、美しい音色でスーホの心に寄り添います。動物への愛情、理不尽な運命、そして音楽が生まれた伝説を通して、子どもの心に深く響く感動の物語です。
1位『エルマーのぼうけん』(ルース・スタイルス・ガネット)
少年エルマーが知恵と勇気で困難を乗り越える、ワクワクする冒険物語です。ある日、エルマーは年老いた猫から、どうぶつ島に囚われているかわいそうなりゅうの話を聞きます。助けるために島へ向かい、持ち物のチューインガムやリボン、キャンディなどを使って、邪魔をする動物たちをうまくかわしながら進んでいきます。子どもたちの想像力をかきたて、夢中にさせる一冊。親子で楽しく読める、長く愛される冒険物語です。
絵本ナビでお気に入りを見つけよう!
最後に「どの絵本を買おうか迷う…」という方には、絵本ナビが便利です!
「1日15分の読み聞かせが本当に頭のいい子を育てる(齋藤 孝)」にも記載がありますが、絵本は借りてももちろん良いのですが、100冊ほどは家に購入しておくことをおすすめしています(実際私もそうしてます)。
絵本ナビでは
- 実際の読者レビューをチェックできる
- 試し読みができる絵本も多数
- 年齢別・ジャンル別におすすめ絵本を検索可能
気になる絵本をぜひチェックして、お子さんにぴったりの一冊を見つけてください。

また、絵本ナビでは年齢別のセットも用意しています。
「まだあまり家に絵本がない」
「絵本読み聞かせにそんなにメリットがあるなら一回買ってみよう」
という方向けにおすすめ。
個人的には名作ばかりを揃えており、まずはコチラか定期配送サービスがおすすめです。
個別購入かまとめて購入か・・・ご家庭の状況や記念日の状況などを加味してお選びください。
参考にリンクを貼っておきます。

まとめ
6歳児向けのおすすめ絵本をランキング形式で紹介しました。
- ストーリーが深まり、感情をより理解できる絵本が人気
- 冒険やチャレンジのテーマが多く、成長を促す内容が魅力
- 自分で読もうとする意欲を引き出す絵本が増える
6歳は、自分の世界が広がり、新しいことに挑戦する時期です。親子で絵本を楽しみながら、知的好奇心を育てていきましょう!
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