お金の話教育費編

【知らないと損!】教育資金のライフプランを考えよう!それでも足りない時の奨学金活用法 〜奨学金の利用も視野に気持ちに余裕を〜

お金の話
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「子どもの教育資金って、どう準備すればいいの?」

みなさん一度は持ったことある疑問ではないでしょうか。

なぜなら教育費は数千万のお金がかかる!と言われているのに、うちには子どもが2人も!なんてことはザラです(ちなみにうちは3人います・・・)

教育費は家庭のライフプランを考えるうえで重要なポイントです。特に大学進学時には多額の費用が必要になるため、事前に計画を立てておかないと、家計に大きな負担がかかることもあります。

しかし、しっかりと準備していても予想外の出費が発生することはあります。
そんなときのために、奨学金という選択肢を知っておくことも大切です。

本記事では、教育資金のライフプランをどう立てるか、そして万が一足りなくなった場合に活用できる奨学金制度について詳しく解説します。

知は力です。一緒に勉強していきましょう!

それではよろしくお願いします。


1. 教育資金のライフプランをどう考える?

まずは、子どもの教育資金を計画的に準備することが最優先です。進学先や学費の目安を知り、それに向けた貯蓄計画を立てましょう。

✅ 教育費の目安(公立・私立)

教育段階公立(平均)私立(平均)
幼稚園約70万円約150万円
小学校約200万円約950万円
中学校約150万円約420万円
高校約140万円約290万円
大学(4年)約520万円(国立)約720万円(私立文系)~約880万円(私立理系)
合計約1,080万円約2,530万円~2,690万円

※出典:文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」、日本政策金融公庫「令和3年度教育費負担の実態調査」

このように、公立と私立では2~3倍の費用差があるため、どの進学ルートを選ぶかが大きなポイントになります。

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✅ 教育資金を準備する方法

  1. 児童手当を貯蓄する(中学卒業までに約250万円)
  2. 学資保険を活用する(進学時にまとまった資金を確保)
  3. NISAやつみたてNISAで資産運用する(長期的な教育資金づくり)
  4. 奨学金や教育ローンを検討する(最後の手段として活用)

教育資金は「できる限り貯めておく」が基本ですが、
どうしても足りない場合には奨学金を活用するという選択肢もあります。


2. 奨学金制度の種類と特徴

奨学金には大きく分けて「給付型」と「貸与型」の2種類があります。それぞれの特徴を知っておきましょう。

✅ 給付型奨学金(返済不要)

  • 日本学生支援機構(JASSO)の給付型奨学金
    • 世帯収入などの条件あり
    • 授業料減免とセットで支給されることが多い
  • 地方自治体・民間団体の奨学金
    • 条件に合えば申し込める
    • 競争率が高い場合もある
ポイント

➡ 「給付型」は返済不要なので、できるだけこちらを優先して利用すべき
  一方で審査が厳しいが優先して確認することが大切!

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✅ 貸与型奨学金(返済が必要)

  • 日本学生支援機構の貸与型奨学金
    • 第一種(無利子)と第二種(有利子)がある
    • 返済のシミュレーションを事前に確認
  • 地方自治体や企業の奨学金
    • 企業奨学金の場合、卒業後にその企業へ就職することで返済免除になるものもある
ポイント

➡ 「貸与型奨学金」は借金と同じ。無理なく返済できる範囲で利用するのがポイント!
  一方で低金利(or無金利)で借りれる有利な借金であることを忘れずに!

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〜小休憩〜 奨学金を借りることは全然恥ずかしくない!

以上ご説明したとおりこの奨学金、金融知識がある人にとって実は”借りれるなら借りた方がよい借金”とも言えます。

日本では、多くの学生が奨学金を利用しています。独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の調査によると、令和4年度において、大学学部(昼間部)の学生の約55.0%が何らかの奨学金を受給しています。つまり、2人に1人以上が奨学金を活用しているのです。

また、奨学金の利用は年々増加傾向にあります。
これは、教育費の高騰や家計の負担増加に伴い、奨学金が学生生活を支える重要な手段となっているためです。そのため、奨学金を利用することは決して特別なことではなく、多くの学生が選択している一般的な方法です。

奨学金は教育の機会を広げるための公的な支援制度であり、適切に活用することで将来の可能性を広げる大切な手段です。大切なのは、奨学金を正しく理解し、自分の将来設計に合わせて計画的に利用することです。


3. 奨学金を利用する際の注意点

奨学金は便利な制度ですが、利用する際には以下の点に注意しましょう。

✅ 借りすぎないこと!

  • 貸与型奨学金は返済が必要
  • 大学卒業後の負担を考え、必要最低限に抑える

✅ 返済計画を立てる

  • 無理なく返済できる額を事前に計算
  • 月々の返済額と期間を”申込時に”確認する

✅ 重要:申し込みのタイミングを逃さない

  • 奨学金申込は募集時期が限られている
  • 高3の春~秋頃に情報収集を開始するのがベスト

➡ 奨学金は「最後の手段」。事前に教育資金を準備しておくことが理想!

ある程度必要であることがわかった時点で早めの情報収集を開始しよう。
奨学金を借りる作業に慣れている人は少数派。申し込みながら学ぶなど、レールにまずは乗ることを意識しよう


まとめ

以上、今回は奨学金に関する記事でした。

📌 教育資金はライフプランの一部として、できる限り計画的に準備することが大切
📌 貯蓄・学資保険・NISAなどを活用し、奨学金は最終手段として考える
📌 奨学金は多くの学生が利用している一般的な制度であり、恥ずかしいことではない
📌 貸与型奨学金を利用する際は、無理のない返済計画を立てることが重要

奨学金は便利な制度ですが、上手に活用しなければ「社会人になっても借金を背負い続ける」という状況になりかねません。まずは教育資金をしっかり準備することを最優先にし、どうしても足りない場合の最後の選択肢として奨学金を活用する

基本的にはこのスタンスで資金準備しましょう!

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